デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想・評価
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大風呂敷を広げると畳むのが大変ですな
2024年映画館鑑賞43作品目
5/29(水)イオンシネマ名取
dポイント−300円→1500円
アニメーションディレクターは『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の黒川智之
脚本は『ガールズ&パンツァー 劇場版』『若おかみは小学生!』『きみと、波にのれたら』『のぼる小寺さん』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』の吉田玲子
冒頭PG12
殺戮シーンの数々が原因だろう
前章と比較すると明らかに落ちる
エンディングテーマも平凡でつまらない
キャラクターデザインが良い
声優陣も良い
おんたんの暴言の数々も良い
世界観も悪くない
だがしかし結局のところこのジャンルは自分の好みじゃない
世紀末じゃあるまいし終末思想はいかがなものか
映画は娯楽なわけで人生の一服の清涼剤
どちらかというと痛快時代劇とかドタバタ喜劇とかそういうのが好きですね
映画で一服盛られてもね
破壊オチなら富野由悠季ら諸先輩で見飽きた
関西人のような東京に対する歪んだ僻みとかないし
ネタバレしたけどいまいちしっくりこない
イソベやんの着ぐるみを着た侵略者は「死者を生き返させることはできないし過去にタイムスリップはできない」と言った
じゃああれはなんだろうか
『僕だけがいない街』系な
『新世紀エヴァンゲリオン』は母が亡くなったことだけが事実でそれ以外は主人公の妄想という説がある
だとすれば『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』はいじめられっ子の小山門出の自殺だけが事実でそれ以外は中川凰蘭の妄想じゃなかろうか
トータルリコール系解釈はネット民の多くからは歓迎されないけど
声の配役
高校教師渡良瀬に片思い中で親友の凰蘭をおんたんと呼ぶイソベやん溺愛の小山門出に幾田りら
小学生の頃からの門出の親友でネットスラングを多様とした問題発言を多用するボケ担当の中川凰蘭にあの
中学時代の門出が夢中になったアイドルグループのメンバーの1人で「8.31」以降行方不明になったが侵略者によって瀕死同士の侵略者と融合し復活を遂げた大葉圭太に入野自由
門出ら高校同級生仲良し5人グループのひとりで両親とは別に訳アリで5人の弟と一緒に親戚の近所に住んでいる門出とは違うタイプの眼鏡の出元亜衣に島袋美由利
門出ら高校仲良し5人グループの1人で亜衣とは幼稚園の幼馴染でボーイズラブが好きなおかっぱ高身長の平間凛に大木咲絵子
門出ら高校同級生仲良し5人グループの1人(彼女だけ高校からの付き合い)だが自衛隊の攻撃によって侵略者の中型船が市街地に墜落したことによってその事故に巻き込まれて亡くなる栗原キホに種﨑敦美
石川県から上京し駿米大学に進学し門出らと仲良くなる侵略者擁護団体「SHIP」に参加する活動家の竹本ふたばに和氣あず未
ふたばの中学の同級生で丸坊主の出っ歯だったが突如カミングアウトし金髪のカツラを被り堂々と女装し始めた田井沼マコトに白石涼子
門出の父で漫画編集者だったが「8.31」の日に行方不明になる小山ノブオに津田健次郎
凰蘭の兄で高校時代はイケメンだったが大学卒業後就職せずデブになりアフィリエイト収入で実家暮らしの中川ひろしに諏訪部順
門出ら高校時代の同級生で元カノのキホが亡くなったことがきっかけで侵略者狩りの活動家になった小比類巻健一に内山昂輝
門出や凰蘭の高校時代の担任教師の渡良瀬に坂泰斗
S.E.S社(サンティリ・エレメンツ・ソリューション)の女性社員で広報担当の須丸光に大西沙織
S.E.S社開発者の宝田に松田健一郎
内閣総理大臣の荻野にこばたけまさふみ
ジャーナリストの三浦太郎に河西健吾
駿米大学オカルト研究サークル部長の尾城に沢城千春
議長に竹中直人
イソベやんに杉田智和
テベ子にTARAKO
2020年代アニメ史に残る名作
SFアニメ好き的には面白かった!
日本のアニメ映画でもまだまだこんな骨太な作品が作れるんだと感心しました。キャラクターや設定もSF好きな自分には堪りませんでした!
最後のオチもハッピーエンド嫌いのへそ曲がりな自分には結構楽しめました。
惜しむらくはやはり多くの方が指摘してる通り、「前編」からの「後編」までの空白期間だと思います。原作未読者としてはそこが辛かったです。(一応、パンフレットは大事に保管してました…笑)
余談ですが、CSの「漫道コバヤシ」にて原作者の浅野先生が漫画版の制作秘話などを話してるので是非見てください。
前章支持、後章非支持。
原作読もうかな…
今まで見たアニメーションで史上最強
なんだこれ。鳥肌たちまくりっすよ。
前章からみてどんな結末を迎えるのか
どれが1番腑に落ちて納得出来るんだろうか難しそうだなぁとか思ってたのもつかの間。
そうだ。こうだ。これだ!!!なんて最高なエンディングなんだ。何エンドか分類出来るのだろうか。
私的にはメリーバッドエンド要素があるのかなぁ?とか考えながらも、この作品観てよかった!!劇場でスクリーンで体感して良かったって大興奮である。そうだ、特に記憶の中に入る時の演出・効果が半端なくて、なんやこの没入感、鳥肌がビビビとものすんごい圧倒されたシーンだった。
それぞれの掲げている正義が、なんか全ての“正義の形”をここに集約させてぶつけ合わせて、武器に拳に時に心で殴り合い、どこの正義も共感出来なかったけど、おんたんの考えや言葉はごちゃごちゃだけど、でも矛盾してなくて芯があって支持するならば、おんたん一択!ってなったのも、やっぱりおんたんは“絶対”だから。そういう事だよね。
綺麗なところも汚いところも全部出し切られた物語に、浅野いにお先生大好きだわぁって再認識した映画でもあった。
まだまだ自分の中で咀嚼しきれてない部分もたくさんあるため、原作漫画は購入決定で、余韻に浸りまくろうと思う。
“何があっても完全無欠のヒーロー”♪
「青春謳歌」/幾田りらfeat.ano
意外とあっさり
最後までブレない
前章のノリのまま後章も描かれる
完全シリアスにはならずにどこかのほほんとした日常
その場の感情かもだが世界か友達か。その選択にはグッときた。伏線の張り方、回収の仕方は上手い。
決してハッピーエンドとは言い切れないがこれでいい!という押し通し方が見ていて納得させられた。
サヨナラ~おんたん!混沌とした世界の終わりへ 破滅に向けた哀の絶叫!!
”デ”が八つの、後章・・・
とうとう こんな作品に出会うなんて・・・の思い。
前章:120分、後章:120分 計4時間節のうねりか~ぃ。
この世界感は、実に面白かった!
前章を3月観たとき 何だろうっていう ハチャメチャな感じが凄くしてて
こりゃ後章観なきゃ 分からんな~の思いが大きかった。
先日やっと初日に
続きの「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」を観ましたよ。
素直な感想ですけど、予想に反して 後章は色々展開あって 盛り上がってて実にオモシロかったですゎ。
小山 門出と、中川 凰蘭との出会いと親友に成っていく姿。
周囲の家族や友人を巻き込んで、ハチャメチャな日常を生きながらも 何処となく愛に飢えてて。それを否定せず、寧ろ羨ましがる二人。
そこに年頃の少女の心の奥底を垣間見る事が出来る。
決して美人キャラでも無く、可愛いらしさのど真ん中でもない容姿。
何処となく人生 斜めから視線で生きてて。口にする言葉は破綻し薙げたセリフが飛んでるけど、でも 本当は至って真面目な二人なんだと思うね。
先生を好きになる門出。2人ともイソベやんが好きで意気投合。深くは交われないんだと意識している所も良い。
少し大人振ってみせて先生の背丈に合わせて手を繋ぎ、ちょっぴり生徒にも戻る。
何とか相手を心の中に潜り込ませようと・・・そういう仕草が可愛い 門出。
異星人が大葉に成り替わったが、それを知ってても何処となく好きになる おんたん。この子が愛に触れて行くとは最初思えなかったけども。
おんたんは 今と違い昔は大人しい子で、偵察の異星人を助けた事で もう一度時間軸の限界までパラレルシフトをしてもらい 自分自身の人生を上書きした。
ここの発想展開は超素晴らしかった。門出との出会い、本気で相手を怒る所が好感、生涯の友に成って行く姿を感じ取れる。
この事を大葉がアイテムを通して彼女の過去を知るのである。
母艦の異星人たちは侵略者と思われていたが、実は昔 地球に住んでいた者達であった。地球に住めなくなって宇宙へ。そして長い年月を経てまた地球に戻って来ただけであった。だから祖先は同じ地球人なんだな。
異星人への対応を巡り賛成反対が飛びかう。今の社会と同じなんだな。政府や一部の科学者は結局怪しい奴等ばかり。
8.31より4年を経て徐々に母艦は地上落下へ、そして激しく東京は破壊されて行く・・・ 混沌とした世界の終焉を遠くの地から見届けるデーモン達。
果たして、この世の秩序は 元に戻るのか。
片腕が兵器攻撃をモロ受けして重傷のまま漂う大葉。
おんたんと門出の元へ、命尽きる前に空から舞い降りた。
”お帰り~” 二人の哀が愛に成って行くと そう想えた瞬間であった。
混沌とした 混乱社会と運命を背景に描きつつ、
実は 清らかな純粋な愛の流れを育ませて要る所が秀逸と感じたかな。
彼女達を見届けに
是非 お時間ある方は劇場へ!
最高でした
沁みた·····SFなのに友情物語
浅野いにおの原作は、人物描写が独特なのと、話がなかなか進まないので途中で脱落した。
恐らく、前章のラスト付近のショッキングな描写は見ていないのでその前だったと思う。
登場する門出とおんたんの2人の少女は、普通の女子高生だったが、おんたんの独特な感性にちょっと振り回され気味。しかし、門出は小中学校時代に「円盤」がもとで転校先で虐められる。
幾田りらの落ち着いた声と、あのちゃんの独特な声のキャラはとても良くあっていたと思うし、前章ラスト近くの「私飛べるかな」という自タヒを思わせる描写に腰を抜かした。
おんたんが持っていた侵略者の部品ぽいもの(昔のキャブレターのように見えたなあ)や、侵略者の言葉。門出の生タヒは謎なまま終了した。
さて、後章
門出は誰か。侵略者は何者か。数々の謎は全て明かされる。
やはり門出を失ったのが正史であるようだ。おんたんは門出を取り戻すために「侵略者」の力を借りる。
その方法は?
それにしても、侵略者とされる宇宙人の姿は「鬼太郎オヤジ」だ。しかも、やけに可愛い。言葉は通じないが情愛もある。大葉くんは、宇宙船が衝突したことで死にかけているが、やはり死にかけている宇宙人の子の意識にコピーされ、インベードされる。これができるならさっさと侵略してしまいそうだが、何年も宇宙船はそのままだ。これは何故か。
後半には地球に元々住んでいたのは「侵略者」の方だった⋯ようだ。
原作は既読では無いが、他の人の書き込みから「人類終了」となるようだが、映画では2人の友情と若者たちの純粋な思いが人類終了が東京終了程度に抑えられた。
わたしはこれで良かったと思うし、美しい結末だったと思う。
SFとしても青春譚としても、友情物語としても非常に良い出来だったと思う。
染みたし、少しうるっときました
複雑な展開をまとめ上げた後章
原作を知らないので、とにかく後章が早く見たかった。期待に違わず、没頭して鑑賞した。レベルの高いSF作品であり、アニオタ萌え要素もあり、見応えのある作品だった。自分には全く展開の想像がついていなかったので、最後までしっかり楽しんだ作品だった。
多くの方に、絵やキャラクターで見ない選択をせず、是非見てみてほしい。
おんたん、かどでの幸せを願う!!
やっぱりネタバラシは必要なかったのかもね
前作の魅力は、空中に巨大な円盤があって侵略者の存在が確認されてもなお日常がゆったりと進行していくアンバランスさにあったのであって、今回のように、おんたんの過去や侵略者の上位にある存在などのSF的要素が語られはじめると、そうじゃないんだよな感が溢れ出てくる。
不思議な魅力のある作品
この世界は不条理に満ちていて、生き延びた事を後悔する時が来るかもしれない。
だけど、どんな世界でも、明日死んじゃうかもしれなくても、ボクは最後まで門出を守るからね、というおんたんの愛は分かりました。
あとは、よくわからない…わからないけど最後まで観客を惹きつける面白さがありました。
作者の論理が私にはわからないので、深く考えない事にします。
一つだけ……巨大宇宙船で突然やってきて領空を侵犯し、3年以上も明確な意思表示をしない異星人。私は小比類巻にはまったく共感しませんが、SHIPの「彼らにも権利を」という主張も気持ち悪かったです。異星人は、隣国からの難民が勝手にキャンプを形成しているのとは全く違います。意思疎通の能力があるのにしないのだから、侵略者です。SHIPの正義感は小比類巻と同様に自己陶酔ですね。
Boys, be ambitious.
前編の風呂敷の回収はお見事!
SFのモチーフに包まれたメッセージもお見事!
原作未読ですが面白かったです。
前編でも感じたのだけれども。
今の若い人に向けた熱いメッセージをやはり感じてしまい、最後泣きそうな気持になる。若い人に向けた作品だと思うが自分も含めて館内は年齢層が高かった。
政治や世の中を風刺した描写が多く笑える。
イカ派とタコ派
ふつうの人と偉そうなふりした人
総理がもう国民にウソをつきたくないと言う描写には笑えた。
政治家がウソをつくのか?米の意向ありきなのかは分からないけど。
日本の報道規制は高くてニュースもどこまで本当かは分からない。
自由に報道できる国のTOPは北欧が独占している話を子供にしたら、逆にビリはどこなのかと聞かれて二人で検索してみると北だった(北欧も北と書くけど北もいろいろなのだな)なるほど~。
今生きている世界が本当だなんて大人だって実感ないからね(だって報道だってどこまで本当かすら分からない)。
そもそもこの世界が現実なのかも誰も証明できないでしょ?
自分もどこからかやってきたのかもしれなしね。
宇宙船は見えないだけで今もお空にあるかもしれないし。
人間確実に死ぬけどいつ死ぬか知ってたら怖くて生きていても楽しくない。
未来に起こることは分からないからこそいい。
未来は変えられるそうだから。
「生きろ!」お兄さんの熱いメッセージが響く。
後編はストーリーが駆け足で進むため本当は4.5というところだけど。
ラストも含めわりと好きな世界観なので5です。
追記
後編も旦那が分からない言葉がやはり2つありました。
自宅警備員:学生でも主婦でもないのに就職せず家にいて自宅の警備をしている人
中二病:夢見る中二のまま大人になった人
かくいう私も中二病だったりするかも わら
人類の未来なんてどうでも良い
首都直下地震が来ると分かってる我々のリアル
2024年劇場鑑賞36本目 優秀作 70点
前章に引き続き概ね楽しめたが、個人的には世間の風潮通り前章の方が好み
まぁ、二部構成にする場合はどうしても、回収しきれていない謎を残してもそれが許される上に、それが続編に向けた高揚感になるので着地点をつけないといけない分、後章の方が評価が難しい
まず、主人公二人のバックボーンの描きや侵略者の諸々よりも、今シリーズは風刺の描きが凄まじい
タイトルにもある通り現代を生きる我々と切っては切り離せない首都直下地震を誰しもが想起する形で、前作はそれすらもわからなかった危機が可視化されて2年だか経過してでの話だったため、隣り合わせの恐怖の緊張が解け、平和ボケの中で謎と迫る人類崩壊が後章に向けた形なので、いい悲哀と描くベクトル差別化になった
最後のまた終わらない夏休みかぁみたいなセリフが、こんにちの我々に通じる集約された言葉な様に感じた
君は絶対なんだよっていい言葉だね
根拠のない自分は助かるや、まだ大丈夫なんてことより、危機感と余生を考えてからの行動と放つ言葉の想い、最も真剣に生きるべきだと考えさせられる
是非
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