「なんだ」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだ
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人類滅亡しないのか。
二つの世界はパラレルワールドでした。
「人類は滅亡しない。親友は自殺する」世界と「人類は滅亡しないかも知れない。親友を救えるかも知れない」世界があって、「人類がどうなろうと、親友を救う!」っていう、まあ物語的にそれはそうだろうねっていう決断なんだよね。
でもパラレルワールドだからね。
もう一つの世界で親友を救ったとしても、ある世界では親友は自殺してる。そこが今ひとつ。
それで自殺する世界で、自殺した理由は、踏切待ちの老女を助けるために電車を脱線させて多くの死傷者を出したからなの。ふーん。
さすがに、気付くよね。電車脱線させる前に。
足された登場人物もほぼ活躍しないんだよね。なんで足したんだろ。
そして世界が滅亡に向かう中で、種族を超えて恋をした侵略者側の男の子が頑張って、人類滅亡は食い止められました。ではなぜ『人類滅亡まであと◯ヶ月』とやってきたのか。
これは誰が語ってんの。ナレーションを入れるってことは、実際には全てが終わった後から振り返ってることになるんだけど、振り返ってる間に物語が変わったのかな。
そしてラストは、主要登場人物の多くは夏合宿で東京を離れていたので助かりました。良かったね。東京に残っていた主要登場人物たちの知り合いは亡くなりました。人類が滅亡しても友達を救うっていう選択を恨みながら亡くなるといいね。
人類滅亡系の話は色々とあるけど、この作品はそんなに良いと思わなかったな。
《幼年期の終わり》でも読み返そ。
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