「「ともだち」」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 くまくまさんの映画レビュー(感想・評価)
「ともだち」
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宇宙人の顔を出さない、ぬいぐるみマスコット的な(生命体でないような)姿で描くことで、残虐さを緩和しているものの、怖ろしい虐殺。リアルタイムで入ってくる戦争のニュースも距離のある島国日本だと身近に感じられないことと似ている。
それでも、絶対に戦争したくないと思わされる殺戮や集団心理による対立が身近にある中で、こんな風に生活は続くのだろうというリアル。
侵略者が来る可能性を生み出すかもしれなくても、友達を救う方に行ってしまうだろうけど、小学生でその選択をした後の世界で、前の記憶を持って、自分の性格まで180度変えて生きてるおんたんが強すぎて、キーワードは、「ともだち」でしかあり得ない。
前章で、死んだ門出や首相も中身は侵略者なのだろうと思っていたので、タイムリープによる別軸展開は予想外。ただ、前章で期待値が上がりすぎたのか、なんとなく物足りなさを感じる。どうだったら、もっと「スゲー!」と思えたのか? 原作はエンディングが少し違うようなので、そちらだとスゲー!だったのかもしれない。
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