「ストーリの凹凸とテンションの凹凸」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリの凹凸とテンションの凹凸
映画館にて鑑賞しました。原作は未読です。
前章を見てから2か月ちょっと経っていたこともあり、少々細かいことは忘れていた感もありました。
第一の感想としては前作と同様にやはり若干冗長かな、と感じてしまいました。日常シーンのやり取りなんかは好きです。また、作品の雰囲気も好きです。ただ、話が動くのかな、と思ってから実際に話が展開するまでにテンポの悪さを感じました。
特に、作品の中盤から終盤にかけておんたんと門出の過去の話となり、作品の肝となる部分が明らかになります。ここについては鑑賞していても「なるほどなぁ」と思ったのですが、話の展開のスピードが上がらず、大場くんが宇宙船に近づいていくシーンでもなかなかカタルシスを感じられませんでした。(これは映画というより、原作からのテンポ感なのかも、と思いますが。。。)
この作品の世界を構成するものをより現実的に、でも重くなりすぎないように書くと、表現もストーリーの結果もこのような作品になるのかな、と感じました。
演じるキャラクターもあるのかもしれませんが、あのちゃんやっぱり演技上手だなぁ、と思いました。
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