「期待違いの傑作」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 💛さんの映画レビュー(感想・評価)
期待違いの傑作
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前章2度後章2度鑑賞。
全体的な感想としては、期待違いをしたなと思う。
悪い意味ではなく、期待外れだった訳でもなく、ただ思っていたのとは違った。
前章はおんたんと門出を中心に話が展開していくストーリーだったが、後章は大葉くんにスポットライトが多く当たっていたのが印象的だった。個人的な意見としては、「おんたんと門出」についてのストーリーをもっと見たかったなと感じた。
おんたんと門出の中に存在する「絶対」をもっと見たかったなと。
そしてこの映画の最大の魅力はお兄ちゃんにある。と思う。
かなりキャラ濃いめなおんたんのお兄ちゃん。
作中いくつもの名言を生み出す。
その中でも印象的だったのは、おんたんが別の時間軸に行き運命を変えようとする時におんたんの背中を押す言葉。
おんたんにとってお兄ちゃんの存在はかなり大きい物だったと思う。
総評と致しましては、2度目の鑑賞だからこそ気がつく事が多く1度目よりも楽しめた。だが、まだ理解が追いつかない箇所も多く考察や妄想が楽しめるという点もこの作品の魅力なのだと思った。キャラクターも個性的で見入ってしまう。
ただ人を選ぶなと(個人的には浅野先生ワールド全開で大好きでした)思ったので評価を少し下げました。
クライマックスの「あした地球がこなごなになっても」にのせて東京がこなごなになっていくシーンは絶望と爽快感で胸がいっぱいになった。このシーンを見れただけでもこの映画を観に劇場に足を運んで良かったなと思えるほど良いシーンだった。
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