「自分が初めてガチ泣きした映画(後半ネタバレあり)」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 やややさんの映画レビュー(感想・評価)
自分が初めてガチ泣きした映画(後半ネタバレあり)
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ストーリーが途中から複雑になってそれであれこれ考えてるうちにおいてけぼりにされた人が多いようだが、まあ正直そこはそんなに真剣になっても仕方ないから雰囲気だけ楽しめばいいと思う。それよりは画面に映ってる人が何を考えてるのかとかをよく見てった方がいいと思う。見てない人は前章も合わせてぜひ見てもらいたい。
以下ネタバレ注意
大きな流れとしてはおうらんが門出を救おうとした結果なかったはずの争いが起きてラストで多くの人が一気に死んで争いも終わる。そして、おうらんと門出は多くの人を殺してしまったという罪悪感と同時に、もう自分たちのせいで起きた悲惨な争いが続くことはないという罪悪感からの解放を感じる。さらに、いろんな人が様々な思惑を持っていながら結局誰の願いも叶わないという救われなさと無力感も感じ取って観客が泣くという構造だと思う。群像劇としてもセカイ系としても見れるのが面白い。おまけに岡田斗司夫の言う通りアニメとしても最先端。ほんとにすごい
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