劇場公開日 2024年5月24日

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「Boys, be ambitious.」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ころんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0Boys, be ambitious.

2024年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前編の風呂敷の回収はお見事!
SFのモチーフに包まれたメッセージもお見事!
原作未読ですが面白かったです。

前編でも感じたのだけれども。
今の若い人に向けた熱いメッセージをやはり感じてしまい、最後泣きそうな気持になる。若い人に向けた作品だと思うが自分も含めて館内は年齢層が高かった。

政治や世の中を風刺した描写が多く笑える。
イカ派とタコ派
ふつうの人と偉そうなふりした人

総理がもう国民にウソをつきたくないと言う描写には笑えた。
政治家がウソをつくのか?米の意向ありきなのかは分からないけど。
日本の報道規制は高くてニュースもどこまで本当かは分からない。

自由に報道できる国のTOPは北欧が独占している話を子供にしたら、逆にビリはどこなのかと聞かれて二人で検索してみると北だった(北欧も北と書くけど北もいろいろなのだな)なるほど~。

今生きている世界が本当だなんて大人だって実感ないからね(だって報道だってどこまで本当かすら分からない)。

そもそもこの世界が現実なのかも誰も証明できないでしょ?
自分もどこからかやってきたのかもしれなしね。
宇宙船は見えないだけで今もお空にあるかもしれないし。

人間確実に死ぬけどいつ死ぬか知ってたら怖くて生きていても楽しくない。
未来に起こることは分からないからこそいい。
未来は変えられるそうだから。

「生きろ!」お兄さんの熱いメッセージが響く。

後編はストーリーが駆け足で進むため本当は4.5というところだけど。
ラストも含めわりと好きな世界観なので5です。

追記
後編も旦那が分からない言葉がやはり2つありました。
自宅警備員:学生でも主婦でもないのに就職せず家にいて自宅の警備をしている人
中二病:夢見る中二のまま大人になった人

かくいう私も中二病だったりするかも わら

ころん