「世界より身近な愛する人」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ノーマンさんの映画レビュー(感想・評価)
世界より身近な愛する人
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前後編とも鑑賞
オンタン(凰鸞)が意識だけ並行世界へ移行して門出が死ななくて済むようにやり直した為、もっと大きな災厄(侵略者、人類滅亡)がやって来るタイムパラドックスが起こってしまってる世界が前編。
後編では何故そうなったのか伏線が回収されます。
やはり侵略者は人類を滅ぼしに来たのか。
2時間で良く纏めた作品。
顔のズレるイケメンくんの正体、そしてその彼を好きになるオンタン。
彼はアイドルの大場くんの身体に侵略者の意識を移植され、いつか彼を必要とする人が現れるかもしれないと瀕死の状態から生かされた存在。
彼を必要としたのは世界を滅ぼす時間軸を作ったオンタンでした。まあそんな深いことは考えてないオンタンでしょうけど。
作中に出て来る絶対、側にいる、と言う言葉の意味はかなり深く刺さって来ました。
日本政府にとって邪魔になった総理大臣が言った言葉が印象的。
世の中には 偉そうにしている人 と 普通の人 の2種の人間がいると。現実世界も今そうですよね。
オンタンも門出も可愛いが世界が滅びる寸前で東京壊滅だけで人類は終了しなかったのは都合良過ぎか(笑)
原作未読ですが映画としては良作だと思います。
ラストの東京壊滅シーンですが、ガフの扉と十字架状の爆発。完全にエヴァでした(笑)これで劇中に甘き死よ、来たれが流れたら完璧やったのに。
あとオンタンのお兄ちゃんには生きていて欲しいな。
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