劇場公開日 2024年5月24日

  • 予告編を見る

「前作の2人が好きになったし、あの世界の結末が気になったから」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 ぱんだほんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0前作の2人が好きになったし、あの世界の結末が気になったから

2024年5月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

まず私は原作未読なのでオリジナルの結末を知りません、アニメが見終わったら読んでみようと思っています
結論から言うと観てすごく良かったと思います、納得の行く展開だったし、世界観や話は個人的にめっちゃ好きだからです
善悪の議論は抜きにしてですが…ね

前作で中々に重い2人の過去を知ってその後の母艦、侵略者、世界がどうなってしまうのか、どう話をまとめるのかが気になっていたので後半を見に行きました
主人公2人も少しずつ子どもから大人になっていき、周りも同じように成長というか少しずつ世界は進んでいきます
誰が戦争で勝ったではなく世界は終わりに向かっていくあたり未来は誰にもわからないしあるがままを受け入れるしかないんだなと個人的な感想です
お兄ちゃんのセリフが今になってぶっ刺さりました

結論は本人からしたらハッピーエンド?ですが他の人からしたら勘弁してほしいだろうけど、結局何をしても結果は付き纏うという事だろうか

中々悲しい過去から簡単に逃げられない、忘れられないのも人間ですね

正直に終末的な世界を望むも一度は思った自分もいるので小比類巻も嫌いじゃないです
竹本の方が怖いまであります、何も行動はせず叫ぶだけで流されるのもリアルですね

侵略者の道具もヤバいがそれを使う人間が結局一番やばいという、某のび太くんがどれだけ良いやつか再認識です

割と今の御時世にはセンシティブな内容にもなる気もしますが、これが流せる日本に生まれて良かったです

ぱんだほん