「ハリポタ以来の透◯マント?」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ハリポタ以来の透◯マント?
前章の何が何だかわからないあのドキドキ感はなかったが、ただ映画のために勝手に2つに分けただけなのでそれは仕方がない事だと思う。
後章は主におんたんと大葉のお話になって行くが、夏休みに田舎で青春している間に都市部ではとんでもないことになっている、というこの作品の肝であるギャップと不安感と不気味さはしっかりと押さえてあり面白く鑑賞できた。
おんたんのした事は純粋に友情のためで、おんたんにしてみれば起こってしまったことはあくまでも結果なのだが、ことの重さは計り知れないほど大きい。
はっきりとはわからないが、何となく悲劇を予感していた兄貴の妹に対する深い愛情が最期までカッコよかった。
あのちゃんの声や並行世界の見せ方なんかは本当に秀逸で、それだけでも劇場で鑑賞するに値する作品だと思う。
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