「奇抜なタイトルと話題の声優陣に興味を惹かれ視聴。後章が気になります。」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 焼肉定食さんの映画レビュー(感想・評価)
奇抜なタイトルと話題の声優陣に興味を惹かれ視聴。後章が気になります。
他作品を鑑賞時の予告編と、表題の通り奇抜なタイトル(通称「デデデデ」というらしい)と話題のアーティスト二人が声優を務めるとのことで公開日に鑑賞。個人的には前編・後編やPart.〇〇といった続編ありきの作品は敬遠していたが、本作は何か気になったので先の考えはお構いなしに視聴。原作はコミックらしいが、原作も未読で特に前情報なしでの鑑賞である。
あらすじとしては、突如として東京の上空に巨大な球体の未確認飛行物体が出現。球体からは所謂UFOみたな母船も出現し・・・と聞くと「インディペンデンス・デイ」的なエイリアン侵略モノが頭に浮かぶが、そうではなく、出現時に事故や米軍の攻撃で5千人程の死傷者が出たものの、特に侵略等がはじまることとなく3年が経過。異物が上空にあるのが「当たり前」の感覚となった日常での、女子高生のお話。
序盤は上記の流れがストーリー展開され、友人の死から、徐々に未確認飛行物体の生命体(劇中では「侵略者」と呼称)との過去(?)の関りが掘り進められていく。全くの前情報無しのため、この「ループものなのかな?」「『寄生獣』みたいにすり替わっていくのかな?」といった憶測させるストーリー展開に引き込まれる。
なお、主人公の二人(でいいのかな?)、眼鏡の女の子「門出」役をYOASOBIのボーカルikura(幾田りら)さんが、ツインテールの女の子「おんたん」役をあのちゃんが務められていたが、個人的には本業ではないのに上手いものだと感じ、なかなか良かったと思う。
過去の出来事がどう現代に繋がっていくのか、侵略者の目的は?など、後章がとても気になる作品。恐らく5月上映の後章も鑑賞すると思う。楽しみに待っていたい。
最後にイソベやんのデベ子役のTARAKOさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
(※誤ってイソベやん役と書いてしまっていたので修正いたしました。2024/5/24)