「ダイバー故のモヤモヤを楽しむ」ブルーバック あの海を見ていた La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
ダイバー故のモヤモヤを楽しむ
海の環境保護活動を続けて来た老母のもとに海洋学者の娘が帰郷して思い出を語るお話です。静かな物語だけど、親子二代を通じて「海の生き物が大好き」の思いが滲み出ていてよかったなぁ。映画映りを気にしてという事もあるのかも知れませんが、母娘ともにいつも素潜りと言うのがカッコいい。そして、ダイバーとしては、映像の隅に出て来る魚一つ一つを同定したくて仕方ありません。リーフィー・シードラゴンが出て来た時は、隣席の我が家の妻も「あっ」と声をあげていました。
ブルーバックとはポスターに映っている魚に娘が付けた愛称の事で、見た所、ベラかブダイの様なのだがしっくり来ません。後に調べるとオーストラリア南部の固有種ブルー・グローパーAchoerodus viridis であると判明。ああ、漸くモヤモヤが晴れた。
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