「【浅草・東洋館の舞台に立つ思いを強く持つ、個性的過ぎる芸人さんたちと、漫才協会会長ナイツ・塙宣之さんの想いを詰めたドキュメンタリー映画。】」漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【浅草・東洋館の舞台に立つ思いを強く持つ、個性的過ぎる芸人さんたちと、漫才協会会長ナイツ・塙宣之さんの想いを詰めたドキュメンタリー映画。】
ー 漫才って、正月の番組位しか観ないから、だから好きなコンビは中川家とナイツ位なんだ。
M1とか、怒られそうだけど興味が無いんだ。
何でかというと、一回だけ少し見たんだけど、登場する漫才師の人達を、大御所っていわれる人達(中川家の礼二さんもいた)が、得点を付けて順位を決めてたんだ。
で、思ったのだけど、漫才に得点を付けるのはどうかな、と思った訳。
あとは、喋りが早い漫才は、せかせかしていてちょっとね。
その点、中川家とナイツは好きだな。
だから、ナイツの塙宣之さんが漫才協会会長になったと知った時は、少し驚いた。
けれども、この作品を観てこの人は、真剣に東京漫才を復興させようとしているんだな、と思ったな。
あとは、個性的過ぎる会員の人達も面白かった。
離婚したのに、コンビは解消せずに同じ部屋に住んでいる男女。
相方が亡くなっても、独りで舞台に立ち続ける人。これは、少し沁みた。
一番は、誰も見た事がない師匠。これはビックリしたなあ。
で、思ったのだけど、漫才で生きるっていうのも相当タイヘンなんだな、という事と、それでも会員さん達が、お客さんの生の拍手が嬉しくて、浅草・東洋館の舞台に立っているという事が良く分かったドキュメンタリー映画でありました。-
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