「反旗」REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
反旗
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母艦が沈んでいく様が雰囲気あって良かったなあ。そういえば所々絵画のようなカットもあって、そこそこ楽しかった。多用されるHSは若干しつこい。
前作のあらすじを冒頭に語ってくれるのはありがたく…スムーズに今作へと入っていける。
集まった戦士達が村を救う。
途中で彼らが帝国に対する反逆の理由を各々が語りだす。流れ的にこじ付け感はあるものの、聞けて良かったと思うし、各地における帝国の悪逆非道ぶりが知れたりする。
母艦へ侵入する方法が奇抜だなぁとは思うのだけど、友軍には手厚い軍隊なのだなと、少なからず残る帝国の正義も垣間見得たりする。
母艦内で機関部なのかな?メイン動力炉みたいなとこに爆薬を仕掛けるのだけれど、そこに至るまでは案外スムーズで…外観とのスケール感に肩透かしはくらう。
村での戦闘がほぼほぼメインで、爆破の表現が美しいし、迫力あった。結構な至近距離で人との距離も近い。地下壕を爆破する時の揺れなんかもハマってた。
とにかく後半を占める戦闘の描写がそれぞれ良かった。
母艦が沈んでいく時に、垂直に傾いていく船内での一騎打ちもいい感じだったなぁ。
かくして村は守られて主人公達は勝利する。
帝国軍的には戦力の100分の1も投入出来てないくらいだろうか?100人に満たない戦力で超弩級の母艦を堕とす…すっごい奇跡。
なんつうか…SWのスピンオフとか前日譚に思えなくもなく、そんな風に思うと違った楽しみもあるかなぁなんてボンヤリ考える。
アンドロイドはやはりいい味出してた。
次は姫を探して戦うのだとか。
局地的な戦争は大規模な反抗作戦に変貌していくようだ。
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