「春画について語る」春の画 SHUNGA Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
春画について語る
あくまでも歴史を考察する資料のひとつとして観ました。いくらどんなに知的なことを語られても、春画に対する印象は変わりませんでした。時代劇ファッションの男女のセックスの絵に魅力を感じません。
「絵の魅力」イコール「個人の好み」だと思います。
芸術とか価値とか誰かが決めたことに対して否定はしませんが、自分がその絵を好きかどうかが一番大事で、それは10人いたら10人とも違って良いと思います。
因みに私は『Dr.スランプ』の後期から『DRAGON BALL』の初期の頃の鳥山明氏の絵が好みです。割愛しますが他にも好きな絵が沢山あります。
しかし、好きだからと言って、ずっとその絵だけを見続けるのも飽きるものです。
おそらく当時のクリエイターも、楽しみながら描き続けるために何らかの工夫をしていたのだと思います。
今作は春画をピックアップしていましたが、もっと深く掘り下げたり、各自の想像や考察を盛り込んだ内容であれば、もっと面白かったと思います。春画ドキュメンタリー作品の伸び代を感じました。
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