「ていねいな描写と演出」PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて 普通の鑑賞者さんの映画レビュー(感想・評価)
ていねいな描写と演出
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過疎化していくかもしれない地方での出来事。しかし、ネットは全く関係ない。
地域差やハンデキャップは関係ないのだ。
(何気ない、自傷行為な弟さんにとっても。)
とにかく、メンバを集め、事情がよく分からない教師を巻き込んで、全国大会へ。
使用しているPCや技術、機材は、自分でなんとかしていく時代。
他人や周りを理由に、何もできない大人や子どもが多い(ルサンチマン)。
そういった人たちには、一石を投じたい。
大学生では無く高校生、それも高専というところが、現実的。
対照的、今どきなメンバーに共感しました。少なからず、応援したくなってしまいました。
テクニカルな情報を無理に描かず、高校生たちの行動にフォーカスが良かった。
テンポ良く描いて、さらにドラマチックで、主人公が優勝してしまうような映画だと、逆に、チープに感じてしまう。
恋愛要素なども気になるが、続編を予感・期待してしまった。
今回で終わったとしても、映画としてまとまりのあった佳作。
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