「責任不在」極限境界線 救出までの18日間 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
責任不在
行ってはいけない国に行ってしまった人質を助けるために外交官と工作員の18日間の物語です。元の事件についてはアンビリーバボーかなんかの番組で見たことあるかも程度の知識です。
なんとも言えない…。つまらないわけでは無いけれど、特段面白かったとも言えない出来でした。直近の「カンダハル 突破せよ」がアクションマシマシで突撃するタイプだったから、似たようなテイストの今作にも同じようなものを求めてしまったなと思いました。
まず元の事件の人質はなぜ自爆テロが横行する国に布教しに行ったのかが本当に意味不明で、その上で助けて欲しいなんておこがましいなと思いました。これは自己責任と言われても仕方がないとは思うんですが、なんでそこまでして危ない橋を渡ろうとするのか、これが最後まで納得いかずでした。
そいつらを助けるためという気持ち一心でやってくる外交官と工作員は本当に良い人たちで、精一杯の事を交渉でやってくれます。しかし絵面が地味なのが災いしてか、盛り上がってるはずのシーンでも盛り上がりは感じませんでした。
終わり方は無事に互いそれぞれの職務を全うしているという爽やかな終わり方だったのは良かったなと思いました。
どうしてもエンタメと史実の間を彷徨う韓国映画にはのれない傾向が自分の中にはあるみたいです。あとヒョンピンはマジでかっこいいです。
鑑賞日 10/29
鑑賞時間 11:35〜13:35
座席 C-19
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