「「ハード・ボイルドだど」 ちーん!」クラユカバ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
「ハード・ボイルドだど」 ちーん!
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「The Long Goodbye」レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マローだね。
ハード・ボイルドは今は余り流行らないか?
「スチームパンク」と「ハード・ボイルド」をクロスオーバーさせるのはユニークだと思うが、キャラクターデザインが今風なのが、どこか違和感がある。
それと、大正から昭和初期の所だと思うが、着ている軍服が大日本帝国そのもので、内乱を鎮圧する帝国軍人になってしまっている。ハード・ボイルドとは言い難い。
そう考えると「帝国少年」の影響は明らかで、使われている小道具等もそのまま登場している。勿論、パクリではない。リスペクトである。
キャラクターを整理して、単純な内乱鎮圧でも良いから、探偵からの視点のみで後出し表現をやめれば良い作品だと感じた。
歌は「歌舞伎町●女王」「しいなりん●」さんだね。
追記
鉄道、昭和初期を鑑みれば、この頃の鉄道の灯りは水をカーバイトにかけて発生したアセチレンに灯したランプだったと記憶する。我が亡父が持っていて、夜どこかへ出かける時に実際使っていた。
勿論、電車等欠片もなく、気動車もない。世はまだ蒸気機関車。もこもこ煙はいて地球を温めまくっていた。だから、スチームパンク!今年は昭和100年である。
題名も「暗ゆかば」なんでしょうから、「海ゆかば」を思い起こしてしまうね。どうかなぁ。負けてますからね。
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