「キャラはしっかり立っていた」クラユカバ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
キャラはしっかり立っていた
街の炭鉱跡坑道や地下鉄、地のヤクザや動物や暴走した機械が勝手に掘った穴など「クラガリ」と呼ばれる地下世界で、様々な事件が起きるという設定を元に、キャラが動き回るスタイル。
今回は探偵・荘太郎と指揮官・タンネのW主人公。
神田伯山、坂本頼光という講談と活弁の2人に、黒沢ともよも加わったキャラたちはしっかり立っていて、いくらでも話は作れそう。
ただ、説明セリフを排除した結果、かなりわかりにくく、雰囲気重視になってしまっていて。
大正から昭和のような雰囲気のレトロ・和風スチームパンクっぽい世界観は海外では受けそうだが、日本ではどうか?
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