「レトロ感と絵的な斬新さを楽しむ作品」クラユカバ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
レトロ感と絵的な斬新さを楽しむ作品
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時代設定、絵のタッチ、台詞回し、講談風な語り、神田伯山の起用などで大正や昭和浪漫風で幻想的なレトロ感を前面に押し出しており、雰囲気は存分に楽しむ事ができた。
一方、ストーリーとしては非常にわかりにくく、クラガリとは一体なんなのか、どういった集団が何を目的に行動しているのかなどの本筋が最後まではっきりしなかったのは非常に残念だった。
時代にそぐわない近代的なメカもあえてだと思うが、説明が一切ないので話には乗りきれなかった。
少女の隊長みたいな子も自身が何者かわからないと言っていたしw
もう少し尺を使って色々と明らかにしてくれても良かったように思う。
テアトル新宿で鑑賞したが、オデッサ?という音響システムとの相性もあまり良くなく、サウンドが大きすぎて音声をかき消してしまう箇所が一部あったのも残念だった。
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