隣人X 疑惑の彼女のレビュー・感想・評価
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ペトリコールは好きだけどアグリコールはもっと好き
紛争で惑星Xから難民として地球にやって来た「X」を日本が受け入れ、マスコミが人間と同化して生きる「X」を探そうとする話。
最初に触れた人間をスキャンしてトレースとか言っていたけれど、コピーではなく同化ということらしいけれど…同化という言葉が終盤にならないと出て来ず、非常に解りづらいし、その他にも設定の後出しが多いこと。
証拠がどうとかDNAがどうとか騒いでいるけれど何が証拠?固有のDNAがなにか解ってるの?その辺はアメリカでは解析されているの?と感じるものを語らず押し通して進行して行くし、何年前から日本に「X」がいる設定よ?それでも、あれ?この人はXじゃとバレバレだったり…なんて思っていたら、まさかの出自にそういう話し?
まさかまさかのある意味全編ミスリード?
それを表して訴える話しとしては、悪くないどころか後半はとても面白いけれど、超回りくどいしどうしてもスカされた感が残ってしまった。
SF的内容かと思って観ると裏切られる、とは言っても裏切られ方に大い...
SF的内容かと思って観ると裏切られる、とは言っても裏切られ方に大いに感動してしまった。
途中、なんの映画だっけ?と思うほどSF 感がなく人間の内面を深く描いています、個人的に好きな真相心理を描かれてる映画、良い意味で裏切られるとはこう言うことなんだな。
現代のSNSやメディアに流され信じてしまうことや、それによって差別してしまうこと、必要以上にそれを責め立てる過剰報道、そして乗っかってしまう一般人。
そういったこと全てが愚かだと言うことを、その先の裏側、内面を互いに見ることこそが大切なことに気付けと言われてるようで反省しました。
主人公の記者が守りたい祖母のため必要なお金と、接するうちに愛した異星人と疑われる彼女との狭間で苦悩する心情は胸が痛くなります。
台湾人留学生とバンドマンの日本人との恋もなかなか引き込まれます。
しかし最大のみどころは上野樹里の家族のシーンでしょうか。
嫌いになった父親と素直に向き合えない父親、その父親を愛する母親。血の繋がり何てのは些細なことにさえ思えてしまう家族愛が見えて目が潤みました。
Xと報道された父親家族を守るために会見で発する言葉にはこの映画の言いたいことの全てがつまってたと思います。
ラストの結局誰がXなのかを思わせる手首のホクロの意味を理解するために、も1度観たいと思いました。
予想とまったく違う映画でしたが社会派で味わい深い良い映画でした。
上野樹里をキャスティングしたのは大正解でしたね。
後半は☆5
後半30分の展開とハッピーエンドはよかった。
前半は退屈でじれったい話が続くので、ここを30分でまとめてもらえればいい映画になったかもしれません。
ただしアカデミー賞選考委員は前半のほうを評価するのでしょうか。
映画版は原作よりテーマを絞ってわかりやすい構成になっており、謎解き後に適当な謎も残るSFらしい話になっています。
手首にある三角形のほくろがあったりなかったりしたような気がしますが、画像を止めたり部分的に見返したり(早送りも)できるメディアでもう一度確認したいと思っています。
Xとは
宇宙難民Xを日本が受け入れる事で、
マスコミが大騒ぎしてしまう
煽る記事を信じ込む視聴者
巻き込まれる家族の話かな?
Xは悪者でも何者でもなく
心の中にある
偏見、決めつけ、思い込み
メディアに操作される?流される
不自由な様を
色々な場面で表現されてました
林さん、貧困の為に追い込まれ
半ばでっち上げた記事を書く羽目に…
結果的には間違いなかったみたいだけど
樹里さん、ギクシャクした父娘関係
だったけど、すったもんだの後に
実の親子以上の関係に?
形に囚われない、と言いたかったのか?
数ヶ月後に樹里さんと遣都くん再会
ハッピーエンドでホッコリしました。^ ^
Xは問いであって
答えは、みんなの心の中にあり
それぞれの答えでいいと言う事なのかな。
結局誰がXであっても
問題ないみたいでしたが
一応Xは誰かと言う表現はありました
映画の日だから
何かしら観に行きたかった。
隣人Xが気になり観に行きました。
上映は1館のみ、本日は2回のみの上映でした
なんとか観る事ができ
自分なりの答えが出せたと思います
是非映画館で観てください
前半が惜しい。もし前半が良かったなら、後半30分の感動パートが大いに盛り上がったのにと思った。【再鑑賞・追記】上野樹里さん大好きです。
【12/4(月)再鑑賞・追記】
初見のとき退屈だった前半も2度目だから当然イロイロな発見があるから楽しめた。
まあ、その話は置いといて、ともかく
☆ 「上野樹里さんが大好きです」 ☆
以上追記
柏木 良子(上野樹里さん)と笹 憲太郎(林遣都さん)の恋愛部分で、2人がなぜ好きになったか分からなかった。だから共感も感情移入も出来ず、後半、仕事と恋愛の板挟みになる憲太郎の葛藤が全然伝わってこない。
予告編にも有るせっかくの良子の名セリフ「私がXでも好きになった」も響かなかった。
取材のため笹 憲太郎は柏木良子をナンパする。これがスンナリ行かずリアル過ぎてイライラする。憲太郎の不器用さが伝わってくる。スクラッチくじが当たったら一緒に食事して下さいというバクチが大当たり。この”当たりスクラッチ”が別の場面で使われる。後日、良子が笹の待ち合わせ場所に現れたとはいえ、きっとまだ良子は様子見だ。しかし、良子の家で料理してからのベッドインまでの展開があっという間で面食らった。憲太郎、オマエは一体いつからスケコマシの手練れになった? ネットで検索したんか?マニュアル本でも読んだんか? 宝くじ売場のナンパでオロオロしてたヤツと同一人物とは思えんゾ。
謎の宇宙生命体Xに対する不安や恐怖を描かないのは、マスコミの虚構性を強調するためなのだろうか?つまり、雑誌の売り上げを伸ばすため、脅威でも何でもないものを、さも脅威であるかのように騒ぎ立てて世間をあおってるマスコミを非難するためなのかもしれない。雑誌の編集部がアメリカでのXの詳細情報をあえて無視している場面でもあれば良かったかも。DNAなんてアメちゃんがとっくに検査済みに決まってるからね。
僕は、前半は少し退屈したが、後半は次の3つの話がからまってとても感銘を受けた。だけど、上手くまとめられないので誰かレビューでヨロシク頼む。
良子のパパ(酒向芳さん)が、自分がXあることもXでないことも証拠はない。日本人であることも日本人でないことも証拠がないという話。
憲太郎がホントはXじゃないのに自分がXだと思い込む話。
星の王子様の ”ホントに大切なものは目に見えない、心で見なくちゃ” という話。
あと、最後の場面。もう削ってある ”当たりスクラッチくじ” の上野樹里のセリフが最高にいい。
全く関係ない話
すまんリーアム兄さん。ワシの中で上野樹里がリーアム兄さんより勝ってしまったんヨ。 朝1で上野樹里作品を先に見てしまった。兄さんは昼からじゃ。重ねてすまん。
ワシは関西人じゃないのに謝る時は大悟のまねになってしまうんじゃ。
X ← エックス
✕ ← バツ
× ← 掛ける
∴ ← 隣人X.
⋅ ← ナカグロ、中点(なかてん)
∶ ← コロン
∷ ← ?
心がわり。
故郷の惑星の紛争で地球に助けを求めやってきた地球外生命体「X」、世界に広まり日本もそのXを受け入れることになった話。
受け入れが決まるも賛否があり…週刊誌記者笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のある柏木良子(上野樹里)とリン・イレンの調査をする事に…。
面白かった!個人的には宝くじ売り場で柏木良子を焦りながらも誘う笹憲太郎君が何かツボだし可愛くて(笑)
調査と言ってもあんだけ一緒いれば好きになっちゃいますよね、何となく先は読めてたけど。
良子と父親の微妙だった関係性、その関係性を気にしてた良子、Xの疑惑が父にかかりその微妙、ぎこちなさの関係性の意味が分かった時には涙。
作品を観て思った事は「X」の部分は正直どうでもいい!いやっ、どうでもよくない!
この作品のメッセージは「偏見」「差別」「決めつけ」「思い込み」などで人を見るな!優しい心で人を見よう!だと思った…TBN。
TBNの意味はYOUTUBE「稲川淳二 空耳」で検索、5:50秒辺りに答えあり…気になる方は。
レミさん直伝??
か?!煮物が美味しそうでした。
で、終わっても良いかな?と一瞬思ってしまった作品でした(°▽°)
フライヤーの説明には
「第14回小説現代長編新人賞を受賞し、次世代作家として大きな注目を集めているパリュスあや子の小説を、熊澤尚人監督が新たな視点を盛り込み完全映画化」とあります。
「監督が新たな視点を盛り込み。。」
↑↑ココ!!
盛り込んじゃったかぁ(°▽°)
原作未読だが、絶対小説の方が面白いと思う。
比べたくないけど、そんな出来だった。。
ある日、日本は惑星難民Xの受け入れを発表する。
人間の姿をして日常に紛れ込んだXとは何者なのか。
人々の恐怖や不安、動揺が広がる中、
スクープを狙う週刊誌記者の笹(遣都君)は、Xだと疑われている良子(樹里ちゃん)に近づき正体を追っていく。。というストーリー。
SF設定だが、人々の日常の中にある差別を描いているのは分かった。
Xは、人の姿をコピーして、生活に紛れ込んでいるだけで、人間に危害を加える事はないと何度も語られる。
自分と違うモノ(よそもの)イコール恐怖の対象。その感情は理解できる。
しかし、何の根拠もなく、その感情だけが膨れ上がり暴走していく様が、逆に自らを追い詰めている。
SNSやメディアの怖さも扱っており、改めて考えさせられた事は事実だが「難民X」設定以外の目新しさがなかった。
そして唯一のオリジナルであるはずの強みのそこも活かしきれてしなかった印象。。
メッセージ性は強いものの、ストーリー展開も冗長であり山場がなかった。
全体の緊迫感や笹の葛藤もいまひとつ。
笹が良子の正体を追って行くうちに惹かれていくのはまだ分かるが、あそこまで親密になるのは性急過ぎたと思う。
(特に良子はずっと見張られているの知らないんだし)
又、良子の父(酒向さん)がマスコミに囲まれるシーンでのまさかのカミングアウト!!
(Xの方でなく)
妻(原さん)の元DV旦那との子だけど、大切な娘なんです!ってΣ('◉⌓◉’)
え?!ソレ今ここで言う?!
良子と同じくビックリでした(°▽°)
娘が家から出られず困っていますでいいじゃん。
含ませたい意味はわかるけど、そこでそんな発信しないで〜って、ちょっと笑っちゃった
(°▽°)
それ以外の訴えは、迫真の演技と共に考えさせられました。
自分が何者であるかとの証明。。
出来るんですか?!
1番の疑問はXにコピーされたオリジナルの人間はど〜なるの?!って所。
Xは人間には危害は加えない設定は説明されていたけれど、そこが1番大事では?!そこが明かされなけりゃ〜そりゃ、恐怖。。
作品のメッセージは、日常の差別や偏見、決めつけや思い込みの危険性など、、伝わりましたが、もりもり盛り込んじゃって、ややとっ散らかった印象。
わざわざ引用した星の王子様の
「大切なモノは目に見えない。心で見なくちゃ」の部分とXを主軸に置いて、もっとシンプルでも良かったんではないかと思ってしまいました。
リンちゃんパートは無くても成り立った?!
7年ぶりの映画主演の樹里ちゃんは相変わらず素敵だったし、
リンちゃん(ファン・ペイチャさん)も小動物の様な可愛らしさで癒されました。
遣都君が時々阿部寛さんに見えた。
川瀬陽太さん好きなので、もっと活躍して欲しかったな。
映画の日。
1発目の作品で前のめり鑑賞でしたが、ちょっと想像と違いました('◉⌓◉’)
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