「期待度○鑑賞後の満足度◎ 実は私もXなんです。お騒がせしてスミマセン…」隣人X 疑惑の彼女 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度○鑑賞後の満足度◎ 実は私もXなんです。お騒がせしてスミマセン…
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①でも、心で見てね。肝心なことは目で見えないから…
かなりひねくれ回した『星の王子様』。
②かなりムリな設定だし真剣に探すと(探さんでもか)穴の多い話だが、一種のシチュエーション・ドラマ、寓話と見れば良いでしょう。
演出も確かで(『ユリゴコロ』より演出力があがったね)ちゃんと映画になっていたので、良子ちゃんの様に許してあげましょう。
③冒頭から或るシチュエーション有りきの話なのでここでノレルかどうかで好き嫌いが別れるかも。
そうは言いながらも、上野樹里(初めて良いと思った)と林遣都の好演で後半まで引っ張ってくれます。
上野樹里はややボーカーフェイスの役作りで、もしかしたらXか?という雰囲気を最後まで漂わせての好演。
林遣都も髭を生やして今までにない男臭さを漂わせながら、笑うところや泣くところは相変わらず好青年ぶりが顔を出すけれども、笹健太郎という青年の中にある清濁併せたところを自然体で表現していつもながら巧い。
④平行して台湾からの女の子とミュージシャンの卵との交流がキチンと描かれているのも好感がもてます。
⑤話に乗れたらあとは結局誰がXなのかの犯人捜し(犯人じゃないけどミステリーの手法ですね)で最後まで引っ張ってくれます。
かなり凝ったどんでん返しで私は残念ながら外れてしまいました。チクショー!
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