「泣けました」52ヘルツのクジラたち ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けました
原作はだいぶ前に読みました。どうしても詳細部分は忘れ、暗い話という記憶でしたが、杉咲花さんで映画化というので楽しみでした。納得の配役。違和感なかったです。
やはり映画の力はすごいですね。クジラの声が聞けた。そして泣けました。花さんはもちろんのこと、私は余貴美子さんに持ってかれました。
ほぼ登場人物みんな苦しみだらけな内容。キナコもアンさんも愛も母たちも。
孤独なクジラになぞらえて、声が届かない場面が沢山ありました。
毒親、虐待母がひどいですね。ひどい。描かれるたびに憤りを感じますが、こういった方たちも病んでいるように思います。
愛という素敵な名前をつけておきながら。最後までひどかった。
次のステージへ進む時、自分を理解してくれる人の声に耳を傾けなきゃいけない。時にそれは難しいのかもしれないが判断を誤ってはいけない。そんな風に思いました。
でも、負の連鎖だけではなく、クジラの声をアンさんからキナコへ、キナコから愛へと伝えていけた。また愛から誰かへと伝わるのかな。そんな救われる点もあったのが良かったです。
友達の美晴もいい子ですね。
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「52ヘルツのクジラ」「魂のつがい」など、作家さんの着想はすごい。町田そのこ はこの作品から人気になったように思います。辻村深月、瀬尾まいこなどのような映画化常連になる予感が。どうだろう?
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最近、予告編前に流れるJTの「森を育てる」がちょっと笑えて気に入ってます。
ふわりさ〜ん!!
今日「PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜」を観て来たのですが。。
私達の「森」がぁ〜!!がっつり出ていてビックリしましたw
上映館も少ないし、作品は微妙かもだけど(えw)お伝えしたくて来てしまいました。
「森」。。
可愛かったです(^。^)
こんばんは。こちらこそ共感ありがとうございました。また、『トップガン』にもコメント頂き、ありがとうございます。
他の方のレビューを読むのが好きで、ふわりさんのレビューもひとつ読んだら、つい他の作品のレビューも気になってしまい、いろいろ拝見させて頂きました。
この作品の劇中に登場する毒親に対して、自分は言葉にできない怒りを感じたりしていたのですが、ふわりさんの『こういった方たちも病んでいるように思います』という言葉にハッとさせられ、実はこの方たちも苦しんでるのかな、と。責めるのは簡単だけど、それだけでは解決しないのかもな、と気付かされました。
こんばんは。
私も母になったからか、子供への虐待描写には胸が締め付けられてしまい変な汗が出てしまいます。
イトシの背中の傷が映った時は、この先観られるか、、一気に不安になりました。
辛くて重いテーマでしたが、ラストは少しの希望が見られて救われました。
「森」ww
私もアレ好きです(^。^)
ご覧になりましたか?
コメントありがとうございます。
やはりふわりさんは原作既読ですね。
私は本を読むといつも映画より本が好きなんです。
特にアンさんがよく書けてて、泣けました。
うろ覚えなんですけど、お母さんがアンさんの葬儀にメチャ女の子の服を着せませんでしたか?
そこにキコがアンさん可哀想って泣く。
ここが強烈で、お母さんにとっては可愛い女の子なんだなぁ、と。
志尊淳は頑張ってましたが脚本の書き込みが足りないから、あれで闇だの病みを演じろという方が
無理かもとか、生意気に思ってしまいました。
セーラー服はめちゃ美少女でしたね。
それではまたね。