「あんこときな粉は運命のつがいだったのね。」52ヘルツのクジラたち 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
あんこときな粉は運命のつがいだったのね。
予告編から杉咲花と志尊淳のラブコメかと、想像しながら着席。
花ちゃん演じる貴瑚は、自宅で義父の介護をしていたが、ある日死にかけてしまい、母親から死ねと言われ、自殺しようとしたら志尊淳演じる安吾に救われる、それから始まる2人の関係。お互い好きっぽいんだけど、ずっと恋人にはならない。なんか理由がありそうだなって思ってたら、後半になってまさかの真実が。嘘!だから告れなかったのか。
貴瑚は安吾のサポートで、家族から離れる。そこで母親から虐待されている男の子と出会う。この子は自分の意思を周囲に知られたくないらしく喋らない。母親は声が出ないと思ってた。すげ〜子供だ。髪が長くて女の子かと思ったわ。
あれ?2人が出会ってすぐ、福岡の小倉に引っ越したのかと思っていたのに、それまで色々あったんだ。苦手な過去と現在が行ったり来たりの展開になったなって不安になったが、問題なかった。その年によって貴瑚の髪型が違っていたから、とても分かりやすかった。とにかくキャスティングが素晴らしかった。登場人物みんな良かった。でも、みんな腹が立ったからって暴力はダメよ。
本当にまさかまさかの展開で、久しぶりにずっとウルウルしてました。めっちゃ楽しめました。
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