コラム:Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー - 第19回

2015年2月19日更新

Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー

【vol.19】せっかくの美しさが台無し……女優たちの残念メークアップ

女性たちの美しさを引き立てる秘密兵器、メークアップ。それはちょっとした加減で、顔全体の印象をガラリと変えてしまうもの。今回は、先日世間をビックリさせたユマ・サーマンをはじめ、せっかくの美しさが台無しになってしまった女優たちの残念メークアップ(メークダウン!?)にスポットをあてます。

◆ユマ・サーマン
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主演ドラマ「Slap」のプレミアに出席したユマ・サーマンの老け顔に世界が仰天。アイメークをせずに眉とリップを強調したことで、不自然かつ不機嫌そうな表情になってしまいました。実際、ユマも化粧が気に入らなくてご機嫌ななめだった? メークアップアーティストは新しいメークを“実験”したと言っているけれど、実験台にされたほうはいい迷惑だったはず。それでも、数日後にテレビに出演した彼女は、ナチュラルメークでいつも通りの顔を披露し、「悪く言われたって、いちいち気にしないわ」と騒動を丸~くおさめました。NGメークは真似したくないけど、オトナの対応は見習いたい!

◆アンジェリーナ・ジョリー
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あのアンジェリーナ・ジョリーが、白い粉まみれでレッドカーペットに登場。顔どころかデコルテも真っ白! いつもならその美しさにため息が出ちゃうのに、この日ばかりは苦笑いするしかありませんでした。この白い粉の正体は、「HDパウダー」とか「HDトランスルーセントパウダー」と呼ばれる撮影用のフェイスパウダー。高精度カメラの映像で小じわや毛穴を目立たなくするだけでなく、肌の色を均一にして、さらにはキメ細やかでなめらかな質感にしてくれちゃう魔法のアイテムなんです。が、付けすぎかどうかは、フラッシュを浴びるまでわからないというのが難点。アンジーも、自分の写真を見て絶句していたかもしれませんね。実はこの粉ミス、ユマ・サーマンニコール・キッドマンドリュー・バリモアもやらかしています。最後の仕上げが裏目に出るなんて、なんとも皮肉……。

◆アンドレア・ライズボロー
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ア、アナベル人形!? パッチリした青い瞳がきれいなアンドレア・ライズボローが、真っ赤なほっぺたで呪いの人形そっくりになってしまいました。ステージ上でスポットライトを浴びることを計算した白塗り×極赤リップに、至近距離でのフラッシュは禁物です。本当にコワッ。

◆レイトン・ミースター
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「ゴシップ・ガール」のクイーンBことブレア役で知られるレイトン・ミースターは、ハロウィンでもないのに仮装のようなケバケバ・ゴス系メークで大失敗。「アメリカンイーグル」のオープニングパーティなのに、やたらロックっぽいんです。歌を披露するために気合いを入れたんだとしても、さすがに濃すぎでしょ~。 もともとガーリーな顔立ちなんだから、“きれいなお姉さん”路線のほうが絶対に似合う!

◆キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
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やりすぎメークでつまずくセレブが多い中、すべてにおいて物足りないキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。いつもはやりすぎなのに、それ完成形ですか? と聞きたくなってしまう中途半端さにガッカリです。メークさんが手抜きしたのか、時間が足りなかったのか。ぼやけたアイラインが、余計にわびしさを醸しだしちゃってます。美しさに磨きがかかることもあれば、美しさを打ち消してしまうこともあるメークアップの威力って、本当にスゴいんですねえ。


筆者紹介

映画.com編集部のコラム

政氏裕香(まさうじゆか)。アメコミ系やジャンル系映画を中心に美男美女探しに夢中。最近にやけ顔がとまらないのは、「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメと「ブラックパンサー」のマイケル・B・ジョーダン。

 飯田沙野(いいださや)。映画と海外ドラマ漬けの日々を送る映画.com編集部員。コテコテの恋愛映画を愛する絶望的なロマンティスト。

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