しあわせな結婚のドラマレビュー・感想・評価
妻ネルラ(松たか子)にかけられた過去の殺人容疑をきっかけに、幸せな...
妻ネルラ(松たか子)にかけられた過去の殺人容疑をきっかけに、幸せな結婚生活が予測不能なサスペンスへと変貌する物語。弁護士の夫・幸太郎(阿部サダヲ)は、愛する妻を信じるべきか、真実を追求すべきかという究極の選択を迫られ激しく葛藤する。
主演2人がいい。松たか子は天然な雰囲気と底知れない異様な雰囲気をまとう“怪演”でスリルを醸成していて、阿部サダヲの方は、口は達者なはずだけど、どこか頼りなさそうで、妻を信じきれない人間くささがいい。阿部サダヲの頼りない感じがサスペンスに拍車をかける感じになっていて、キャスティングひとつで作品の雰囲気って変わるなと感心する。
物語全体は、どこに向かうのか、いまいち乗り切れない部分もあるのだけど、役者の芝居をいいとそれだけで見ていられるなという感じ。犯人捜しのミステリーと愛する人を信じ抜けるのかという夫婦愛を交錯させる展開に、コミカルな味付けもふんだんに取り入れている。どういう結末になるのか、色んな意味で読めない作品になってきた。
タイトル意味不明
ハマった。大石静脚本、黒崎博演出、阿部サダヲさんと松たか子さん。全9話。Netflixでも見れたが、放送でもみた。不思議なドラマだった。阿部サダヲがテレビに出ている有名な弁護士で、独身。しかし一話の真ん中くらいで結婚してしまうのだ。スピード婚である。すべてはここから始まるのだが、実は家族には秘密があったという物語。
段田安則
岡部たかし
板垣季光人
玉置玲央
金田哲
杉野遥亮
記憶と、現実。
警察、メディア、
夫婦
家族
独身
秘密
芸術
信念、執念、東京
高評価にしたのは、こんなドラマを成立させたスタッフ陣の執念に向けてです。
宿命の女
大石静が「夫婦って愛ってなんだろう?という物語を少しサスペンス仕立てで」というようなことを仰っていたので「いや、めっちゃサスペンスやん!」てなったw別に悪女でも無いのに、ちょっとミステリアスなだけで結果的にファム・ファタルみたいになってしまう女性って、こういう感じだろうなと思った。それがもう松たか子過ぎる。そして「恋する阿部サダヲ」至高。ファム・ファタル松たか子、弁護士阿部サダヲ…大石静は坂元裕二ファンだと思う。
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