極悪女王

極悪女王
極悪女王
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採点

シリーズ紹介

1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァ、落ちこぼれとしてスタートしながらスターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期でももっとも運動能力が高く技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じた。

ジャンル:ドラマヒューマン

原題:極悪女王
製作国:日本

シリーズ

スタッフ・キャスト

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ドラマレビュー

4.0素晴らしい女優がたくさん

杉本穂高さん
2024年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

プロレスシーンの迫真性がここまでのレベルになっているとは思わなかった。日本の俳優もアクションチームも、きちんとした環境さえ与えられればすごいことができるんだということだ。
心優しい女の子が、プロセスの夢を叶えるため、そして母親に家をプレゼントするためにヒールのレスラーとして昇り詰めていく様を迫力ある物語として描き出している。
ゆりやんの存在感は主演にふさわしかった。こういう迫力のある役者が日本には足りなかったと思う。剛力彩芽は俳優業では、これまでいまいち存在感が出せてなかったが、これでブレイクだろう。唐田えりかもようやく表舞台に本格的に帰って来てくれた。この作品は、才能ある女優がたくさん見られるのがいい。鴨志田媛夢が演じるジャッキー佐藤もカッコよかった。
プロレスブームという虚実の入り混じるショーをフィクションのドラマとして見るのは、二重に虚構性が混じるような体験なのだが、プロレスシーンのガチ感がリアリティを担保していて、上手く成功していた。こういうレベルの作品が増えてくると日本実写作品の競争力が高くなっていくだろう。

杉本穂高

3.0鈴木おさむ臭が苦手

jonnieさん
2025年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

役者陣は相当な役作りをしていることが分かる。
史実を織り交ぜリアルな作りでリング上の試合のシーンの迫力は素晴らしい。

しかし、要所要所に鈴木おさむ臭ちりばめられてて覚めてしまう。
視聴者が面白いと感じるツボは心得てるんだぞ。
こういう展開なら視聴者は引き込まれるだろう。とか感動するだろう。というオーガニックを装った製作側の人工的な誘導を感じてしまう。
鈴木おさむ氏が関わると純粋な作品の面白さというより、人工甘味料や添加物が沢山入っている作品になり人工的な後味が舌に残り続ける。

jonnie

5.0テーマはブック

dekoさん
2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

負ブックをのむほう、勝ちブックをのむほう、ブックをのませるほう。
これらの三つ巴の展開の末の最後の最後のリング、4人のレスラー+レフェリーの5人舞台。圧巻でした。感動しました。
女子プロレスを目指した少女たちのピュアーさは心の奥に生きていました。どれだけ場数を踏んでも消えなかった思いがこもった最後のリングは最高でした。
リングに上がった者たちが織り成す様式美~こちらの得意技を受けてくれたら、次は相手の得意技を受ける。受け身の取れない技は使わない。暗黙の了解ごとをこれぞプロレスの様式美と言いたいような流れと所作で表現しながらもあえてブックのない結末に向かっていきます。
主要なキャストは全員ほぼスッピン。セックス、性的な言動やからかいなどは一切なく、部屋干しの洗濯物にもパンツ1枚ありません。少女たちの純粋さが伝わってきます。
本当に丁寧に隅々まで計算されて仕上げられた作品です。
ありがとうございました。

deko

5.0一気見しました。

Paula Smithyさん
2025年1月13日
PCから投稿
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Paula Smithy
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