不適切にもほどがある!のドラマレビュー・感想・評価
個人的に「神の子はつぶやく」にはかなわない作品
「あまちゃん」で尾美としのりと薬師丸ひろ子が共演したシーンは「翔んだカップル」を連想させる面白みがあるが、この映画が公開されて6年後の昭和61年に高校生の小川純子がハマっているシーンには違和感を感じる。「翔んだカップル」のVHSを小道具として小川家に置くか純子がテレビで見ているシーンでもあれば、まだいいんだが。クドカンは「翔んだカップル」が好きなんだね。
映画では実績のある河合優実が一躍有名になったスケバン小川純子は確かにいつもは父親の市郎を痛めつけるのに実は親子の情を持っているのは見せ場といっていい。しかし河合優実がテレビドラマ初出演でTBSのスタッフが見て純子役をオファーした「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(通称「かぞかぞ」)は文字通り岸本七実の家族の話(七実とは高校からの腐れ縁で母親が売っているマルチ販売の水を自分でも持ち歩いて売っているので「マルチ」と呼ばれている役の福地桃子もいい演技をしている)なので「ふてほど」の小川親子の世界と似通っている。「かぞかぞ」の舞台が神戸と東京なのを逆にしたのが「ふてほど」に見える。「かぞかぞ」を見たのは地上波で放送された時だが「ふてほど」が始まる2ヶ月前に本放送で見た「神の子はつぶやく」も家族の話だ。河合優実が演じたヒロインの木下遥が母親からカルト教団の教義を叩き込まれたのに父親の死をきっかけに家出してキャバ嬢を経てSMクラブの緊縛師に縄で縛られるのを見ていたので純子が男と抱き合ったベッドの布団を市郎が剥ぐと完全着衣なので白けてしまう。いくら「ふてほど」が河合優実の「シンデレラストーリーの頂点」のように言われていても個人的に「神の子はつぶやく」の持つ迫力には到底かなわない。今までは中尾幸世が主演の一連のドラマが最高のドラマだと思っていたが本放送で「神の子はつぶやく」を見た時には誰が演じているかは覚えなかったヒロイン役が「かぞかぞ」を見て河合優実だと知ってからは「神の子はつぶやく」が最高のドラマだと思っている。
「起きろっ ブス!」「うるせぇ 屁こきジジイ!」乱暴な会話のやりと...
「起きろっ ブス!」「うるせぇ 屁こきジジイ!」乱暴な会話のやりとりも、発言を指摘する社会学者の反応も超面白い宮藤官九郎が脚本のドラマ。
鑑賞者全員が必ず複数人に共感出来て「分かるなあー」とか「あったなぁーこういうの」とか「なんだぁ それ」と感じると思う 全話良かった作品。
各話のタイトルが良くて、毎回そのタイトルの "質問" に二重、三重の意味がある。2つの時代に生きる、複数の価値観を持つ奴らが、その時代にぶち当たる難問に立ち向かう真剣コメディ。
各話のサプライズ・ゲストも魅力!
テンポよし!ギャグよし!
とても楽しい作品だった
人情物だけど、暗さがない。阿部サダヲが登場人物の怒りを代弁してくれるから。
テレビがテレビ局や炎上のことをネタにするのは、どうかと思うが
まあ、クドカンだからできることか…
同世代がスカッと啖呵切る展開を視聴者は求めてるのか…
池袋ウエストゲートパーク、木更津キャッツアイ。
10代、20代だった視聴者は、もう40代?
今も昔も生きづらい…
親はいつも子供にこんな時代に産んでごめんと言う…
セクハラの基準は、自分の娘に同じ事ができるか…
…親になって今まさに悩んでいる人たちに、嫌味なく寄り添おうとするメッセージ。
タイムスリップしたのを、同年代のシングルファザー・マザーにしたところに設定の妙を感じる
ちょくちょく挟まるミュージカル演出は、言いたいことを長台詞にするとダレるからだろう
サレヅマとその友達を除き、生理的に嫌な人物を作らなかったのもよかったと思う。
人間の本質は善のはず。
今の時代でも、善く生きたい
おじさん世代にとって
微妙な共感。ミュージカルシーンがとっても素敵だけど、回を追うごとにさびしくなるのが残念。クドカンいわく予算のせいだそう。
まだ2話しか見てないけど
面白い
13:55のバスがタイムマシンなところがリメイクで1秒先の彼を作った経験が生かされている気がしたよ。
さすがクドカン、ただでは起きないというか。
河合優実はあの若さで昭和にマッチするなんて、やっぱり変態級の芸達者だわ。
仲里依紗のキレっぷりもキモチええ。
ムッチ先輩もサイコー
ミュージカル仕立てなのも面白い
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