不適切にもほどがある!

4.05
31%
61%
8%
0%
0%
採点 未評価

シリーズ紹介・あらすじ

阿部サダヲが主演し、宮藤官九郎が脚本を手掛けるタイムスリップコメディ。ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップしてしまう“昭和のおじさん”を描く。プロデューサーは、「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」の磯山晶。

1986年。体育教師の小川市郎(阿部)は、野球部の顧問も務め、生徒たちからは「地獄のオガワ」と恐れられていた。しかし、家ではひとり17歳の一人娘・純子(河合優実)を育て、娘の非行に手を焼いていた。ある日、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、居眠りをした市郎は2024年へタイムスリップしてしまう。

ジャンル:コメディファンタジー日本

原題:不適切にもほどがある!
製作国:日本

シリーズ

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

ドラマレビュー

採点する 未評価

3.0個人的に「神の子はつぶやく」にはかなわない作品

大阪マフさん
2025年12月2日
iPhoneアプリから投稿

 「あまちゃん」で尾美としのりと薬師丸ひろ子が共演したシーンは「翔んだカップル」を連想させる面白みがあるが、この映画が公開されて6年後の昭和61年に高校生の小川純子がハマっているシーンには違和感を感じる。「翔んだカップル」のVHSを小道具として小川家に置くか純子がテレビで見ているシーンでもあれば、まだいいんだが。クドカンは「翔んだカップル」が好きなんだね。
 映画では実績のある河合優実が一躍有名になったスケバン小川純子は確かにいつもは父親の市郎を痛めつけるのに実は親子の情を持っているのは見せ場といっていい。しかし河合優実がテレビドラマ初出演でTBSのスタッフが見て純子役をオファーした「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(通称「かぞかぞ」)は文字通り岸本七実の家族の話(七実とは高校からの腐れ縁で母親が売っているマルチ販売の水を自分でも持ち歩いて売っているので「マルチ」と呼ばれている役の福地桃子もいい演技をしている)なので「ふてほど」の小川親子の世界と似通っている。「かぞかぞ」の舞台が神戸と東京なのを逆にしたのが「ふてほど」に見える。「かぞかぞ」を見たのは地上波で放送された時だが「ふてほど」が始まる2ヶ月前に本放送で見た「神の子はつぶやく」も家族の話だ。河合優実が演じたヒロインの木下遥が母親からカルト教団の教義を叩き込まれたのに父親の死をきっかけに家出してキャバ嬢を経てSMクラブの緊縛師に縄で縛られるのを見ていたので純子が男と抱き合ったベッドの布団を市郎が剥ぐと完全着衣なので白けてしまう。いくら「ふてほど」が河合優実の「シンデレラストーリーの頂点」のように言われていても個人的に「神の子はつぶやく」の持つ迫力には到底かなわない。今までは中尾幸世が主演の一連のドラマが最高のドラマだと思っていたが本放送で「神の子はつぶやく」を見た時には誰が演じているかは覚えなかったヒロイン役が「かぞかぞ」を見て河合優実だと知ってからは「神の子はつぶやく」が最高のドラマだと思っている。

大阪マフ

「起きろっ ブス!」「うるせぇ 屁こきジジイ!」乱暴な会話のやりと...

2025年6月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

「起きろっ ブス!」「うるせぇ 屁こきジジイ!」乱暴な会話のやりとりも、発言を指摘する社会学者の反応も超面白い宮藤官九郎が脚本のドラマ。
鑑賞者全員が必ず複数人に共感出来て「分かるなあー」とか「あったなぁーこういうの」とか「なんだぁ それ」と感じると思う 全話良かった作品。
各話のタイトルが良くて、毎回そのタイトルの "質問" に二重、三重の意味がある。2つの時代に生きる、複数の価値観を持つ奴らが、その時代にぶち当たる難問に立ち向かう真剣コメディ。
各話のサプライズ・ゲストも魅力!

ナイン・わんわん

4.0テンポよし!ギャグよし!

2024年10月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
しばもんた

4.0おじさん世代にとって

nabejpさん
2024年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

微妙な共感。ミュージカルシーンがとっても素敵だけど、回を追うごとにさびしくなるのが残念。クドカンいわく予算のせいだそう。

nabejp
すべての映画レビューを見る(全5件)