僕達はまだその星の校則を知らないのドラマレビュー・感想・評価
このクールでは1番
と言えるほど素晴らしいドラマだった。初めはスクールロイヤーという視点から見たよくあるスクールサクセスストーリーかと思いきや‥全然違う。対生徒、対教師、対管理職への法としての立場から接している面白さ。合わせて主人公の特性がかなりキャラクターとして愛らしい。恋愛要素はややよけいだとかんじたが、まあよしとしよう。
時間の流れ方が違う
それほど期待せずに観始めたらとても良かった。学校の経営側、先生たち、生徒たち、特定のヒールはおらず、みなそれぞれの立場でそれぞれの正義がある。それが派手にぶつかりあうのではなく、静かにぶつかったり向き合ったりして進んでいく。磯村勇斗がとても良い。特性がある主人公というのは、主人公補正がかかることが多いが、この主人公は悪目立ちしない。月曜の疲れを少し和らげてくれる良作だった。
すんばらしいドラマだった。 題材もよく恐れずに出来たなってのも多か...
すんばらしいドラマだった。
題材もよく恐れずに出来たなってのも多かったけど
真摯に作られてることで普通のエピソードに見えてしまう質量だった。
特定の層向けだったり、ウケ狙ってとかないと思うけど
こんな独自色強く良いドラマたくさん出てきてほしい。
星々の光
いやぁ~、とても良かった。ここ数年でベストのドラマだった。スクールロイヤーという学校に勤務する弁護士を主人公としたドラマで、高校をめぐる諸問題に法律的に関わっていくうちに、星や宇宙が大好きなことから天文部の顧問ともなり、高校の生徒や教師や学校経営者との関わりの中で主人公が成長していく物語。シリアスな題材を扱いながら過度に戦闘的になるのではなく、かといって安易な解決にも流れない誠実なドラマだった。
発達障害と思しき超内向的な天文学好きの主人公を演じる磯村勇斗が本当に秀逸。映画『ビリーバーズ』の時も思ったが、やっぱりただのイケメン俳優ではない。そして彼と惹かれ合っていく宮沢賢治オタクの国語教師を演じる堀田真由も絶妙な演技。この娘もやっぱり上手い。奥手な2人のモジモジ恋愛が微笑ましかった。生徒役も映画『アイスクリームフィーバー』の南琴奈、映画『この夏の星を見る』の中野有紗、ドラマ『からかい上手の高木さん』の月島琉衣、映画『ぼくのお日さま』の越山敬達などなど若手有望株が目白押しで、皆いずれも好演でした。素晴らしかった。
全4件を表示

