トリガー

シリーズ紹介
原題:트리거
製作国:韓国
原題:트리거
製作国:韓国
人は誰しも、心の中にトリガーを持っている
それを引くかどうか…普通は理性が邪魔をするが、タガが外れた人間は簡単に引き金を引くだろう
全10話で1話だいたい40分(1~4話は長い)
しかしエンドロールが異常に長く、実質1話33分
話数以上に短く感じて、結構楽に見ることが出来た
内容は、突飛かつ現実的
"起こるはずの無いフィクション"と"そのフィクションが起きたら現実でも起きそうなノンフィクション"を交互に見る印象
5話、6話では現実にあった事件を想起させる様な内容だったため、注釈が入ったくらい
特筆すべき点が、凄まじいガンアクション
映画ではジョン・ウィックシリーズが有名だが、あちらが「現実離れした殺し屋が銃を取りまわす華麗な"魅せる"アクション」だったら
本作は「リアルに"魅せる"フィクション」
主人公の動きがややぎこちない部分もあったが、毎話銃を手にする市民が武装する姿は現実的で、それに相対する警察の"慣れていない銃の取り回し"も納得いく演技だった
巨人と戦いなれていない駐屯兵団的な?
武装を使う訓練はしているものの、マジでAKやM4を乱射する犯人との銃撃戦は慣れていない、アワアワする感じの演技が凄かった
この演出は、一介の警察すら銃の扱いに長けているアメリカでは出せない味だと思う
この作品は、風刺であり現実でありフィクションだ
現在韓国で社会問題となっている"学歴至上主義"を根底に、様々な"弱者"と呼ばれる虐げられし「善人」が、虐げてきた強者に牙を向き「悪人」になる
誰しもが社会や隣人に不満を持ち、誰しもがその怒りを抑え込んでいる
その抑え込まれた怒りが爆発する瞬間に、容易に人を殺められる"道具"があればどうか?
そこですら人は理性でトリガーを引かないのか、はたまた簡単に引いてしまうのか——
完走して感じた第一印象は、この作品は限りなく「仮面ライダー」に近いと言うところ
特に仮面ライダーWが解りやすいだろう
現在韓国では、日本と同じく銃の所持には厳しい規制があり、使用はおろか所持だけで犯罪だ
しかしある日、どこかの誰かが大量の銃をばらまいたら?
例え犯罪でも、一矢報いたい…目にもの見せたい…逮捕されてもいいから復讐したい
そう思っている人は喜んで飛びつくだろう
善良だった市民たちは、出来心で銃を持ちそのトリガーに指をかける
思いとどまった人もいるが、大抵は引いてしまう
銃「ガイアメモリ」を使い、善人「市民」が悪人「怪物-ドーパント」になる
その悪人を止める為に、主人公は同じ力「銃‐ガイアメモリ」を使って奮闘する
構図としてはかなり近く、伝えたい「想い」は似たようなものだと思った
誰もが心に怪物を飼っており、それを開放するも抑え込むも人次第
当然作風はダブルと似ても似つかない、サスペンスアクションなため、「ダブルに似てる!?面白そう!」と飛びつかないように
あくまでも枠組みが似てると感じただけ
個人的な意見でした