赤い袖先のドラマレビュー・感想・評価
格差がもたらす苦悩
実話を元に書かれた小説が原作のドラマ。
切ない秀作。
ドギマにイライラしたり、気持ちがわからない人は幸せね。
ラストは号泣してました。何度でも観れる。
彼らの気持ちを利用しようとする者がいなければ、こんな苦悩はないのだけどね。
本作の中でドギマが触れる「幸せな日も不幸な日もあるそれが人生」と吐露する心情が胸を突く作品でした。
どんな道を選んでも、それつきもの。
セヨンちゃんもジュノも上手でした。一見目の評価が低いので高めにしてます(笑)
百想芸術大賞で注目を集めた、実話に基づく物語。
36話編成のもので、7話目以降から少しずつ面白くなってきました。
(子役時代は言うまでもなく良し。時代劇って、子役時代、間違いなく面白くないですか?)
宮女の苦悩を描いていたのですが…
ドギムはなんでそんなに難しく悩んで、自ら幸せを感じないようにしてしまうの…?
強がらないと、自分らしく生きられない。「宮女になった人生にせめてもの反抗」って言うけど…本当に好きだと思える人ができて、結ばれるのって幸せなことじゃない?
今の幸せに目を向けて、感じて、もっと素直に生きてほしかったな。
脚本も、宮女と王の恋愛がメインだから他はあえて書きたくなかったのかもだけど、さすがにサンの王妃については書いた方がよかったのでは…はしょりすぎてて、???の部分が一瞬だけありました。韓国の歴史に詳しい人はなにも疑問抱かなかったかもだけど。
(サンは10歳頃に正室を迎えていて、他の側室もいた)
中盤の秘密結社はぶっ飛んでたな。
後半は暗い、重い、つらい…って思ってたけど、最終話が秀逸すぎて、なんだかんだよかったです。
ジュノの炸裂色気、最終話のために見る価値あります。
難しく考えない人にとってはヒロインがちょっともどかしいと感じてしまうので、覚悟の上で、みてください。(ほかの方のレビューをみて、だから私って幸せなんだなと実感♡)
ドギムの気持ちに共感できる人も中にはいるかもしれないけど、これまでの生き方や性格もあるだろうし、それは人それぞれだよね。
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