善徳女王

善徳女王
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シリーズ紹介

朝鮮史上初の女王、新羅第27代国王・善徳女王が歩む波乱万丈の生涯を描いた歴史大作。「宮廷女官チャングムの誓い」「根の深い木 世宗大王の誓い」の脚本家キム・ヨンヒョンと、同じく「根の深い木 世宗大王の誓い」のパク・サンヨンが共同執筆でシナリオを担当した。善徳女王をイ・ヨウォン、対する悪女をコ・ヒョンジョンが演じ、オム・テウン、キム・ナムギル、チュ・サンウクが脇を固める。第46回百想芸術大賞では、コ・ヒョンジョンがテレビ部門大賞を獲得した。

7世紀の新羅、ずば抜けた政治感覚と美貌を武器に、側室として歴代の王を操ってきたミシル。ついには自らが王妃になろうと、真平王の正妃マヤの殺害を企てる。しかしその時、真平王の子を腹に宿していたマヤは必死に危機を逃れ、無事双子の姉妹を出産する。20数年後、侍女の娘として育てられた双子の妹トンマンは、運命に導かれるように姉のチョンミョン王女と再会し、依然として絶対的な権力を持っていた側室ミシルに立ち向かっていく。

ジャンル:サスペンスドラマ時代劇韓流・韓国

原題:선덕여왕
製作国:韓国

シリーズ

スタッフ・キャスト

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ドラマレビュー

3.5ミシルありき

mijuさん
2024年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

最近はファンタジーものが多くて疲れてきたので、ずっと温めてた真逆の時代劇を視聴。
王の孤独さと、ひとりの人間としてではなく王としての生き様を全うしなくてはいけないという心苦しさを描いています。
実際の歴史に基づいているので、ドラマを観た後に色々調べると面白いです。
62話ある大作で、こういう作品はどう展開していくのか毎度楽しみなのですが、24話で「はいはい」となり、50話で「え、この後はまさか」という流れになります。
私はこの50話を境に展開が読めてしまい、というか、敵が弱くなってしまい、興味が薄れてしまいました。お涙の出番ではあるのですが…。
そもそも全体を通して、真平王、無能で無力すぎやしませんか…?
しかも最近の時代劇では、王室の人の姿は簡単に拝謁できないようにしてるし、体にも触れさせませんよね…。王に剣向けちゃうし。なんか違和感。
54話からロマンスのシーンでは現代的な曲流しちゃうし。笑
そしてやっぱり古い作品だから、カメラの質も安っぽいし、かつらのつなぎ目とか髭の糊とかのメイクが粗い…。

キャスト的にはコ・ヒョンジョンさんの表情が素晴らしすぎる。百想で賞もらうのも納得。基本的な凛とした表情は崩さず、そのなかに愛や迷いや葛藤や悔しさをエッセンスとして加えていて、その塩梅が秀逸すぎました。
時代劇って、子役時代と成長した姿が全く違うことが多いのですが、子役を演じたナム・ジヒョンちゃんと善徳女王のイ・ヨウォンさんはすごく似ていて唸りました~。
オム・テウン、キム・ナムギル、チュ・サンウクと豪華だし、「キム・サブ」のチン・ギョンさんや、「イカゲーム」のオ・ヨンスさんがでてきたりと、お!と思う人がたくさん出演されています。
オム・ヒョソプって今は重鎮の父親役が多いと思うのですが、今回は笑うたびに「これってオム・ヒョソプ?」と思うくらい憎たらしい役でした。笑

miju
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