イルタ・スキャンダル 恋は特訓コースでのドラマレビュー・感想・評価
全体的によかったけど、ディテールでちょっとマイナス
韓国お受験ものによくある、親の過度な期待によるプレッシャーで心の病になる学生さんの物語から始まり、ラブロマンス、サスペンスと盛りだくさんです。
後半はがっつりサスペンスなので、軽快なラブコメを求めてる方にはちょっとびっくりな展開だったかな?
個人的には、ラブコメ+サスペンスは中だるみや後半失速することが少なく大好物なので、全然あり派でした!
キャストは、チョン・ギョンホの優しいまなざしが可愛くて、少しきゅんとしたー。
チョン・ドヨンさんは目のくぼみや頬のコケから、30代後半~40代前半の役はちょっと厳しかったなぁ。
ふたりのケミはまぁまぁよかったけど、実際ふたりの年の差も10歳あり、年の差恋愛って感じでした。
そしてオ・ウィシクさんは、「サイコだけど大丈夫」のオ・ギョンセさんに匹敵するくらい、難しい役柄を見事に演じておられました!
以下ネタバレ
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チヨルに過去の出来事でトラウマがある、というところから、後半は不穏な空気になることは予想済み。
さらに、トラウマの原因となった女子学生に弟がいたことから、なんとなくそれが誰かは想像できましたよねー。
ただ、チヨルが「コーヒー控える」って言った後にカメラワークがコーヒーにクローズアップした時は、まだチヨルを陥れようとしてるのか、守ろうとしてるのかわからず…。「え…?まさかコーヒーに、食欲なくなるような薬いれたの…?(ざわっ)」としましたが、外れでした。笑
そしてラスト。サスペンスはあっけなく終了。笑
肩透かし感すごかったな…もう少し丁寧に描いてくれてもよかったのにな。
サスペンスがあるから失速しないだろうと思っていたのですが、サスペンスあっけなく終了に伴い、最終話は一番恐れていた、単なる“ボーナス映像”になってしまいました。
ヘンソンが自分のためだけに時間を使うっていう流れにするためにジェウの自立は必要だったんだろうけど、あそこにラブ要素はいらんだろとも思いました。
なので、全体的には面白かったけど、マイナス要素もまーまーある作品ではありました。
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