全米映画ランキング : 2024年1月26日~2024年1月28日

全米映画ランキング:2024年1月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年1月26日~2024年1月28日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 The Beekeeper 3 7,421,382 42,288,291
2 1 ミーン・ガールズ 3 7,300,000 60,805,495
3 3 ウォンカとチョコレート工場のはじまり

Wonka
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

7 5,910,000 195,173,005
4 5 FLY! フライ!

Migration
「FLY! フライ!」

Universal
(東宝東和)

6 5,150,000 101,253,660
5 4 恋するプリテンダー

Anyone But You
「恋するプリテンダー」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

6 4,800,000 71,195,538
6 Fighter

Fighter

Viva Entertainment

1 3,744,054 4,309,194
7 10 哀れなるものたち

Poor Things
「哀れなるものたち」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

8 3,048,000 24,792,797
8 12 アメリカン・フィクション 7 2,896,729 11,843,227
9 6 アクアマン 失われた王国

Aquaman and the Lost Kingdom
「アクアマン 失われた王国」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 2,820,000 118,102,034
10 18 ゴジラ-1.0

「ゴジラ-1.0」

Emick
(東宝)

9 2,600,000 55,009,463

ジェイソン・ステイサムの養蜂家アクションが首位浮上! アカデミー賞ノミネート作品が軒並み順位アップ

1月第4週の北米映画市場は、大作の公開がなかったこともあり、興行成績は2023年9月以降で最低の結果に終わりました。

先週2位のジェイソン・ステイサム主演作「The Beekeeper(原題)」(アマゾン、MGM)は首位に浮上し、週末3日間で興行収入740万ドルを記録。先週1位のミュージカル映画「Mean Girls(原題)」(パラマウント)は、週末3日間で興収730万ドルをあげ、僅差ながら2位にダウンしました。

トップ10にランクインした唯一の新作は、シッダールト・アーナンド監督(「PATHAAN パターン」)によるインド映画「Fighter(原題)」。空軍のトップパイロットたちが危機に瀕し、「エア・ドラゴン」というチームを結成するさまを描きました。リティク・ローシャン(「バンバン!」)、ディーピカー・パードゥコーン(「パドマーワト 女神の誕生」)、アニル・カプール(「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」)が共演。6位に初登場し、週末3日間で興収370万ドルをあげました。

さらに1月23日に行われた、第96回アカデミー賞のノミネート発表が、限定公開されていたノミネート作品の順位を押し上げるなど、市場に影響を与えています。11部門にノミネートされた「哀れなるものたち」(サーチライト)は公開規模を拡大し、公開2カ月を過ぎて最高順位となる7位にまでアップ。作品賞を含む5部門にノミネートされた「American Fiction(原題)」(MGM)も、最高順位となる8位にランクインしました。日本映画として初めて視覚効果賞にノミネートされた「ゴジラ-1.0」(Emick)も上映館数を増やし、1カ月振りにトップ10に返り咲いています。

2024年1月29日更新 Dan Knighton

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