全米映画ランキング : 2017年5月12日~2017年5月14日

全米映画ランキング:2017年5月16日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2017年5月12日~2017年5月14日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス 2 65,263,492 248,420,911
2 クレイジー・バカンス ツイてない女たちの南国旅行 1 19,542,248 19,542,248
3 キング・アーサー

King Arthur: Legend of the Sword
「キング・アーサー」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 15,371,270 15,371,270
4 2 ワイルド・スピード ICE BREAK 5 5,400,845 215,134,775
5 5 美女と野獣

Beauty and the Beast
「美女と野獣」

Walt Disney
(ディズニー)

9 4,809,170 494,140,334
6 3 ボス・ベイビー

The Boss Baby
「ボス・ベイビー」

20th Century Fox
(東宝東和)

7 4,496,614 162,275,884
7 4 ラテン・ジゴロになる方法 3 3,858,898 26,251,899
8 ローライダー 絆を繋ぐ改造車 1 2,403,885 2,403,885
9 6 ザ・サークル

The Circle
「ザ・サークル」

STX Entertainment
(ギャガ)

3 1,780,689 18,943,251
10 METライブビューイング2016-17 R・シュトラウス《ばらの騎士》 1 1,700,000 1,700,000

「ガーディアンズ」続編がV2 ガイ・リッチー版「キング・アーサー」は3位

17年サマーシーズン2週目の全米ボックスオフィス。3本の新作がランクインするも、前週大ヒットスタートを切った「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」が約6520万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。

同作の10日間の累計は約2億4800万ドル。約3億3300万ドルを稼いだ前作超えは確実だが、4億ドル超えはかなり厳しくなってきた。

初登場2位は、母の日に合わせて公開されたエイミー・シューマー&ゴールディ・ホーン主演のコメディ「Snatched」。恋人と中米エクアドルへのバケーションを計画するも直前に別れてしまったため、娘は仕方なく母親を連れて行くが犯罪に巻き込まれてしまい……という内容。新旧の人気コメディエンヌの競演だったが、レビュー・興行ともに振るわず、オープニング興収約1950万ドルというやや期待はずれなスタートとなってしまった。監督は「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョナサン・レビン。

OP興収約1530万ドルで3位デビューとなったのは、ガイ・リッチー監督の新作アクションファンタジー「キング・アーサー」。「エクスカリバー」(81年/ジョン・ブアマン監督)、「トゥルーナイト」(95年/ショーン・コネリー&リチャード・ギア主演)、「キング・アーサー」(04年/アントワン・フークア監督&クライブ・オーウェン主演)などハリウッドでも約10年おきに大作映画化される「アーサー王」の物語。今作では「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムを主演にアーサー王の「誕生秘話」が描かれる。共演はジュード・ロウ、エリック・バナ、ジャイモン・フンスーに元サッカー選手のデビッド・ベッカムなど。

その他8位には、ヒットメーカーのブライアン・グレイザー(「8 Mile」「ダ・ヴィンチ・コード」)とジェイソン・ブラム(「スプリット」「セッション」)がプロデュースしたドラマ「Lowriders」がランクイン。現代のイーストLA(ロサンゼルス)で暮らすメキシコ系アメリカ人父子の葛藤が描かれる。出演はメキシコの名優デミアン・ビチルに、エバ・ロンゴリア、「猿の惑星: 聖戦記」にも出演するガバリエル・チャバリアなど。

今週は、巨匠リドリー・スコットが再びメガホンをとった大ヒットSFシリーズ最新作「エイリアン: コヴェナント」などが公開となる。

2017年5月16日更新 藤井竜太朗

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