リューベン・オストルンド : ウィキペディア(Wikipedia)

クラース・オルレ・リューベン・オストルンド(Claes Olle Ruben Östlund, 1974年4月13日 - )は、スウェーデンの映画監督・脚本家・プロデューサー・撮影監督・編集技師。

キャリア

1990年代に監督を始め、その後はヨーテボリの映画学校に通い、2001年に卒業する。オストルンドは映画プロデューサーのと共に制作会社のプラットフォーム・プロダクションを設立する。

2004年の映画『Gitarrmongot』がでFIPRESCI賞を獲得するAwards 2005 . FIPRESCI. Retrieved on 2009-07-26.。2011年には短編映画『Händelse vid bank』が第60回ベルリン国際映画祭で金熊賞(短編映画部門)を獲得する。

2014年の映画『フレンチアルプスで起きたこと』は第67回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で上映され、審査員賞を獲得する。その2年後の第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門では審査員側に回って参加した。

2017年の映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で第70回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。第90回アカデミー賞にもアカデミー外国語映画賞 スウェーデン代表に選出され、ノミネートされた。

2022年、自身初の英語作品となる『逆転のトライアングル』が第75回カンヌ国際映画祭に出品、二度目のパルム・ドールを受賞し、史上3人目となる2作連続でのパルム・ドール受賞を果たした。また、第95回アカデミー賞では作品賞を含む3部門にノミネートされ、自身も監督賞と脚本賞にノミネートされた。

フィルモグラフィ

タイトル クレジット 備考
1993 Addicted 監督 スキー映像
1997 Free Radicals 監督 スキー映像
1998 Free Radicals 2 監督 スキー映像
2000 Låt dom andra sköta kärleken 監督 短編・ドキュメンタリー
2002 Familj igen 監督 ドキュメンタリー
2004 Gitarrmongot 監督・脚本
2005 Scen nr: 6882 ur mitt liv 監督・脚本 短編
2008 De ofrivilliga 監督・脚本
2009 Händelse vid bank 監督・脚本  短編
2011 プレイPlay 監督・脚本
2014 フレンチアルプスで起きたことTurist 監督・脚本 第67回カンヌ国際映画祭 ある視点審査員賞受賞
2017 ザ・スクエア 思いやりの聖域The Square 監督・脚本 第70回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
2022 逆転のトライアングルTriangle of Sadness 監督・脚本 第75回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
TBAThe Entertainment System is Down監督・脚本

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/16 09:50 UTC (変更履歴
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