デビッド・イェーツ
英国のエセックス大学と米国・ワシントンDCのジョージタウン大学で政治学を専攻。短編で脚本も兼ねた初監督作「When I Was a Girl」(88)が高く評価され、イギリスの国立映画TV学院に入学する。TVドラマの演出をするなか、1998年に「The Tichborne Claimant(原題)」で長編監督デビューを果たす。社会派TVドラマ「セックス・トラフィック」(04)で注目を浴び、長編映画の経験はデビュー作の1本だけにもかかわらず、大ヒット「ハリー・ポッター」シリーズの第5弾「不死鳥の騎士団」(07)の監督に大抜擢。シリーズ最終章「死の秘宝 PART2」(11)までの計4作でメガホンをとり、いずれも高い評価と興行収入を収めた。その後、ワーナーで作家エドガー・ライス・バローズの代表作を実写3Dで映画化した「ザ・レジェンド・オブ・ターザン(原題)」(16)を経て、「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ映画にあたる「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(16)でもメガホンをとる。