レンツォ・ロッセリーニ : ウィキペディア(Wikipedia)

レンツォ・ロッセリーニ(Renzo Rossellini、1908年2月2日 - 1982年5月13日)は、イタリアの作曲家、音楽学者。

ローマ出身。ローマで作曲と指揮を学び、1933年にはヴァレーゼのジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ音楽中等教育学校の監督になった。1940年にはローマで作曲の教師となり、1970年にはモンテカルロ歌劇場の音楽監督となった。また音楽活動のかたわら、「イル・メッサッジェーロ」紙で音楽評論家としても活躍した。

兄は映画監督のロベルト・ロッセリーニ、姪は女優のイザベラ・ロッセリーニである。ロベルトのために多くの映画音楽を作曲した。

作品にはバレエ、カンタータ、オラトリオ、4つのオペラ、室内交響曲、歌曲などがある。

主な作品

  • われら生きるもの Noi Vivi (1942)
  • 無防備都市 Roma, città aperta (1945)
  • 戦火のかなた Paisà (1946)
  • パルムの僧院 La Chartreuse de Parme (1947)
  • ドイツ零年 Germania anno zero (1948)
  • ストロンボリ/神の土地 Stromboli (1950)
  • 神の道化師、フランチェスコ Francesco, giullare di Dio (1950)
  • 殺人カメラ La Macchina Ammazzacattivi (1952)
  • ヨーロッパ一九五一年 Europa '51 (1952)
  • 美女の中の美女 La Donna più bella del mondo (1956)
  • ロベレ将軍 Il Generale della Rovere (1959)
  • クレオパトラ Le Legioni di Cleopatra (1960)

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