長石多可男

広島・江田島出身。独立プロを経て、TVドラマ「柔道一直線」（69）で助監督を務め、71年から特撮ドラマ「ゴーゴー　仮面ライダー」に助監督として参加。76年のドラマ「ザ・カゲスター」で監督デビューを果たし、人気刑事ドラマ「Gメン’75」シリーズにも監督として参加。「電撃戦隊チェンジマン」（85～86）を皮切りに「超新星フラッシュマン」（86～87）や「光戦隊マスクマン」（87～88）といったスーパー戦隊シリーズに携わる。90年代は、OV作品「爆走トラッカー軍団」シリーズや「THE レイプマン」シリーズを発表。00年、「仮面ライダークウガ」で仮面ライダーシリーズに復帰し、「剣（ブレイド）」（04～05）、「電王」（07）、「ディケイド」（09）を監督する。劇場版では「仮面ライダー THE FIRST」（05）と「劇場版　仮面ライダー電王　俺、誕生！」（07）でメガホンをとった。13年3月31日、進行性核上性まひのため死去、68歳だった。