高千穂 ひづる(たかちほ ひづる、本名:大瀬 郁恵(おおせ・いくえ、旧姓二出川(にでがわ))。1932年10月10日 - )は、昭和中期(1950年代 - 1960年代)の元女優で現在は自営業。兵庫県出身、宝塚歌劇団時代の愛称イクちゃん。
来歴
プロ野球審判員二出川延明を父に出生。
1947年に神戸女学院を卒業後宝塚音楽学校入学。1948年、35期生として宝塚歌劇団入団。同期に男役トップスターとして活躍した寿美花代らがいる。娘役スターとして活躍した。
タカラヅカ退団後、1952年に松竹に所属。翌年より東映へ移籍し、1957年まで所属。時代劇でのお姫様役が多く、宝塚歌劇団在籍時以上に人気を博した。そのあと、松竹に復帰し、『ゼロの焦点』『背徳のメス』(この2作でブルーリボン賞助演女優賞を受賞)や現代劇のメロドラマなどで「大人の女」を演じた。
1964年に『月光仮面』の祝十郎役で知られた俳優の大瀬康一と結婚。しかし、このころ球界に距離をおき起業し、事業に専念していた二出川たっての懇願で大瀬と共に芸能界完全引退。二出川存命中は彼を補佐する形で、二出川逝去後は二人が主力となり社業を守り今に至る。
1956年(昭和31年)3月7日、イタリアのローマで同3月12日から18日まで開催された日本映画見本市に出席のため、スカンジナビア航空機で出発。3月23日、帰国。日本出発時の飛行機のタラップ(屋根なし)での写真が現存する。当時はまだ海外渡航自由化の遥か前で、大変貴重なヨーロッパ訪問となった。
出演作品
映画
- 憧れの星座(1953年)
- 雪之丞変化(1954年)
- 笛吹童子(1954年)
- 新諸国物語 紅孔雀(1954年)
- 三つ首塔(1956年)
- 抱かれた花嫁(1957年)
- 張込み(1957年)
- ゼロの焦点(1961年)
- 忍者秘帖 梟の城(1963年)
- 鼾(1964年)
- 座頭市血笑旅(1964年)
- ちゃんばらグラフィティー 斬る!(1981年)
テレビドラマ
- 東芝日曜劇場 (TBS)
- 第293回「おもかげの女」(1962年)
- 第333回「三役女房」(1963年)
- 第359回「愛の壁」(1963年)
- 第499回「努力しても出世しないとは…」(1966年)
- 妻は告白する(1963年、CX)
- 虹の設計(1964年、NHK)
- 体の中を風が吹く(1966年、THK)
- ライオン奥様劇場・女の盛装(1968年、CX)
- 愛の劇場
- 愛の荒野(1970年、TBS)
- 第二の結婚(1971年、ABC)
- 愛ある日々(1973年、TBS)
- ザ・ガードマン (TBS)
- 第326話「年上の妻の華やかな犯罪」(1971年)
関連項目
- 小林一三
- 大川博
- 大谷竹次郎
- 城戸四郎
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