中村いてう : ウィキペディア(Wikipedia)

三代目 中村 いてう(なかむら いちょう、1981年〈昭和56年〉12月29日 - )は、日本の歌舞伎役者、立師、屋号は中村屋。定紋は角切銀杏。

来歴

1981年12月29日、岐阜県恵那市で生まれる。

2000年、国立劇場第15期歌舞伎俳優研修修了。同年、4月国立劇場『夏祭浪花鑑』の祭の若い衆及び捕手で本名である「原田大樹」の名前で初舞台。翌年の2001年4月、五代目中村勘九郎(のちの十八世中村勘三郎)に入門し、歌舞伎座『義経千本桜』の軍兵ほかで「三代目中村いてう」を名のる。2015年4月平成中村座『魚屋宗五郎』の小奴三吉ほかで名題昇進。

師匠・十八代目勘三郎亡き後は、勘三郎の息子である六代目勘九郎二代目七之助兄弟を支えている。また、近年は十八代目勘三郎の部屋子の二代目 中村鶴松などと中村屋の門弟達だけの自主公演を行っている。また、立師としても中村屋を支えている。

2023年〈令和5年〉10月18日、重要無形文化財(総合認定/第十六次)に認定され「伝統歌舞伎保存会」会員となる及び。

出演

忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段(指導)

外部リンク

  • - 中村屋公式Webサイト 中村勘九郎 中村七之助 後援会
  • 中村いてう (3代目) - 歌舞伎俳優名鑑 現在の俳優篇(歌舞伎 on the web)
  • :2022年中村屋一門の門弟が合同自主公演で立ち上げた会

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/09 09:03 UTC (変更履歴
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