雨宮まみ : ウィキペディア(Wikipedia)

雨宮 まみ(あまみや まみ、本名非公表。1976年9月26日 - 2016年11月15日雨宮まみさん死去 『女子をこじらせて』などの著者【UPDATE】、ハフィントンポスト、2016年11月17日)は、AVライター、作家。福岡県出身。

自ら「AVライター」と名乗り主にエロの媒体で執筆する傍ら、エロ以外の媒体でも「雨宮まみ」として執筆していた。また、別名義では官能小説も執筆していた。2011年『女子をこじらせて』を出版。「こじらせ女子」という「自意識や自らの女性性への自己評価をこじらせた女性」をさす言葉の命名作家としてインタビューやコメントなどをすることが多かった。ペンネームの由来の一つは穂村弘の歌集『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』雨宮まみのTwitter- 6:41 2012年2月12日。

略歴

高校生まで地元の福岡で過ごし、大学進学で上京。フリーター、バニーガールなどの職を経てワイレア出版(大洋図書グループ)へ入社。エロ本の編集者として勤務した後、フリーのライターとなった。

ポット出版のWEBサイト上での連載「セックスをこじらせて」がタイトルを改め『女子をこじらせて』として書籍化。「こじらせ女子」が2013年度の新語・流行語大賞にノミネートされるなどの話題を生んだ。

2016年11月15日の早朝、自宅で事故により急逝。40歳没。11月17日、葬儀は親族のみで執り行わた。

作品

単著

  • 『女子をこじらせて』(2011年、ポット出版 )(2015年、幻冬舎文庫 )
  • 『ずっと独身でいるつもり?』(2013年、KKベストセラーズ )
  • 『女の子よ銃を取れ』(2014年、平凡社)
  • 『タカラヅカ・ハンドブック』(2014年、新潮社)
  • 『東京を生きる』(2015年、大和書房)
  • 『自信のない部屋へようこそ』(2015年、ワニブックス)
  • 『まじめに生きるって損ですか』(2016年、ポット出版)

共著

  • 『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること』(2006年9月28日、翔泳社) 共著・安田理央(『雨宮マミ』名義)
  • 『だって、女子だもん!!: 雨宮まみ対談集』(2012年11月5日、ポット出版) 共著・湯山玲子/ 能町みね子/ 小島慶子峰なゆかおかざき真里
  • 『愛と欲望の雑談』(2016年8月25日、ミシマ社) 共著:岸政彦

雑誌連載

  • 『音楽とこじらせ系』(2012年、音楽と人) 音楽と人
  • 『キラメキ★男子ファイル』(2013年、Numero TOKYO) 扶桑社

WEB連載

  • 『東京』(2013年6月1日 - 2014年7月2日、大和書房)
  • 『女はみんな占いがお好き』(2012年8月30日 - 2013年11月1日、ココロニプロロ)
  • 『ずっと独身でいるつもり?』(2012年7月31日 - 2013年12月31日、マイナビニュース)
  • 『穴の底でお待ちしています』(2014年1月16日 - 2016年11月4日、ココロニプロロ)
  • 『失恋の残りもの』(2014年6月24日 - 2015年11月17日、マイナビニュース)
  • 『理想の部屋まで何マイル?』『私でもマンション買えますか?』(2015年7月9日 - 2016年10月27日、モチイエ女子web)
  • 『40歳がくる!』(2016年5月16日 - 11月1日、大和書房)

映画

  • ロマンス 小田急電鉄の朝礼のリーダー(2015年8月29日全国公開 タナダユキ監督・脚本)

アニメ

  • 『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』脚本を分担担当(2015年10月9日 - 12月18日)

オーディオドラマ

  • 四季

参考文献

  • 『女子をこじらせて』ポット出版

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/16 11:52 UTC (変更履歴
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