金田一敦子 : ウィキペディア(Wikipedia)

金田一 敦子(きんだいち あつこ、1939年4月26日 - )は、日本の元女優。

人物

実業家・金田一国士の孫。従叔祖父に言語学者・民族学者の金田一京助がいる。父は東横百貨店渋谷店長。日本女子大学附属中学校を経て、日本女子大学附属高等学校に入学。1956年、女優をしていた叔母・三宅邦子の勧めで大映ニューフェイス10期生に応募し合格。同高校を2年で中退した。なお、同期には田宮二郎叶順子市田ひろみ毛利郁子らがいた。叶順子、仁木多鶴子とともに大映若手三人娘として売り出された。

1957年4月3日公開の映画『忘れじの午後8時13分』で女優デビュー。1958年11月22日公開の『恋と花火と消火弾』では宇佐ひろ子役で主演した。また、ヒロインを演じた作品で著名なものとして、1958年6月22日公開の『恋を掏った女』での星野令子役、1958年7月27日公開『夜霧の滑走路』の佐伯美沙子役などがある

わずか3年間で30本以上の映画に出演したが、1960年4月27日の『大江山酒天童子』を最後に引退している。次回作として『すれすれ』に出演が決まっていたが、ベッド・シーンがあった為に本人が辞退。家族からも女優を辞めるよう強硬に言われていたこともあり、そのまま引退した。

出演映画

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/03 18:05 UTC (変更履歴
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