加藤剛 : ウィキペディア(Wikipedia)

加藤 剛(かとう ごう、1938年〈昭和13年〉2月4日 - 2018年〈平成30年〉6月18日加藤剛さん死去 80歳 時代劇「大岡越前」、映画「砂の器」など出演 - スポーツニッポン 2018年7月9日)は、日本の俳優。本名:加藤 剛(かとう たけし)。身長173cm。体重70kg。俳優座所属。

2001年、紫綬褒章受章。2008年、旭日小綬章受章。

来歴

出生から学生時代まで

静岡県榛原郡白羽村(御前崎市)出身。父鉉一郎は小学校の校長斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』100頁。姉四人と兄、弟がいる斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』101頁。俳優のうえだ峻とは叔父・甥の間柄で、うえだの母は自身の姉にあたる。父親が校長というのはプレッシャーにはならなかった斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』102頁。父・鉉一郎は剛を医者にしたかった斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』106頁。

加藤家は古くからの地主で、農地改革で大半を失ったとはいえ自宅の敷地は八百坪近く、敷地に続くすぐ裏に持ち山があり、庭にはたくさん木があった。いわゆる腕白少年ではなく、よく母の台所仕事を手伝い、畑仕事もした。自作するだけの畑はあったため、サツマイモや麦を交代で作っていた。

剛は御前崎の遠州灘に続く茶畑のある風景の中で育ち、中学三年の時に地元を離れた斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』104頁。戦争未亡人となり美容室を開いていた文京区の長姉宅に寄宿した。

もともと俳優になろうと思っていたわけではなく、「何か演劇や映画に関係する仕事ができればいいかな」と思っていた。小石川高校の時、柔道部に入っていたが先輩が演劇もやっており「お前も手伝え」と命じられ舞台に立ったのがきっかけだった斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』105頁。

東京都立小石川高等学校を経て、早稲田大学第二文学部演劇科で学ぶ。学内の劇団、自由舞台で活躍する。

俳優として

大学4年の時、20倍の難関を突破して俳優座養成所に入る。

1962年10月1日放映開始のテレビドラマ『人間の條件』(TBS、全26話)で主人公の梶役に抜擢された。出演のため1年「休学」。同作品では「ぼくという裸身の素材にこの男(主人公の梶)の一生を忠実に刻み込んでゆくこと」で演じきり、原作者の五味川純平より「テレビ映画の優れた主演者」と評された夢の肩身「人間の条件」ほるぷ新聞1969.11.15。後、13期生として修了。修了時の同級生には石立鉄男佐藤友美細川俊之横内正らがいる。27歳で正月公演で安部公房作『お前にも罪がある』で「男」を演じ、演出上傾いた舞台装置「男の部屋」上で2時間の連続演技を行う主役に抜擢加藤剛「野鴨まで」-『海と薔薇と猫と』より(創隆社・1980年)。

同期の横内正は、養成所で加藤と初めて会った際、その美男子ぶりに驚いたといい「欠点のない男。こんな二枚目がいるんじゃ、かなわないと思った」と振り返り、「(俳優座の先輩の)平幹二朗さんは、仲代達矢がいる限り劇団で上にいけない、と思ったように、僕も加藤剛がいる限り上にはあがれないだろう」と、横内が後に俳優座を退団する決意をするほど存在が大きかった。 また、不思議な縁だが、加藤は「大岡越前」(TBS)を主演、横内は「暴れん坊将軍」(テレビ朝日)で同じ大岡役をレギュラー出演、「同じ役で“競演”しているつもりで演じていましたよ」と回想していた。

1969年(昭和44年)12月26日(金曜日)、『週刊実話』に対し慰謝料などを求める訴訟を起こし、地裁に続き高裁でも勝訴加藤剛氏夫妻 高裁でも勝訴『朝日新聞』1969年12月26日(夕刊)3版 11面。

熊井啓監督の映画主演でも有名。忍ぶ川(三浦哲郎原作)栗原小巻 の恋人役と、北の岬(辻邦生原作)クロード・ジャド の恋人役であった。

『大岡越前』は長年に渡る当たり役で、TBSテレビ月曜8時の看板番組として、1970年(昭和45年)3月16日(月曜日)から、『水戸黄門』『江戸を斬る』等とローテーションを組みながら、足掛け約30年間、2006年3月20日放送の最終回スペシャル版を含めれば36年間にも及ぶ長きに渡り主演し通した(詳しくは『大岡越前』参照)。『大岡越前最終回スペシャル版』では実子である夏原諒、との共演を果たした。

『大岡越前』で親友役を演じた竹脇無我とは私生活でも40年間以上親友関係にあり、2011年(平成23年)8月21日(日曜日)午後2時5分に竹脇が急死した際は、手書きの追悼文を寄せた。その間大河ドラマ『風と雲と虹と』、『獅子の時代』も主演している。『大岡越前』の終了後は、『命のビザ』や『そして戦争が終わった』、『坂の上の雲』など近現代史ドラマにも出演した。

2018年6月18日(月曜日)午前10時11分、胆嚢がんのため東京都内で死去俳優の加藤剛さん死去 「大岡越前」「砂の器」 - 日本経済新聞 2018年7月9日。。テレビドラマ遺作は2017年10月5日テレビ朝日放送の「事件18」、映画作品の遺作は2018年公開の「今夜、ロマンス劇場で」であった。

人物・エピソード

  • たばこは吸わず、酒も飲まず、ギャンブルとは無縁である『「最後」の覚悟で舞台へ』生老病死の旅路 2014年6月9日 読売新聞夕刊9面。
  • 戦争反対の一心で俳優を続けてきた。
  • 高校時代、実家でチェーホフの戯曲を読んで俳優を志した。
  • 映画『砂の器』に出演した際、後に芸能レポーターとなった石川敏男が「僕は当時、宣伝部の助手だったので、宣伝のキャンペーンをお願いすることが多かったんです。10歳も年下の僕に対して、何でも“はい、はい”と聞いてくれましたね。決してイヤだとは言いませんでした。どんなに忙しくても、きちんと人の話を聞く方でしたよ」と語っている 2018年7月16日 週刊女性プライム。
  • 家族でいる時間をとても大切にしており、京都で撮影があっても、必ず週末には自宅に帰り、子供を肩車をして家の中を回ったり、庭でかけっこをしていた。
  • 長男・諒は「声を荒らげて怒ったことは1度もありません。いい俳優になるということよりも、“人間として上質であること”、“人間として美しい生き方をすること”、“人に恥じない生き方をすること”を常に優先していたんじゃないかと思います。あれだけ嘘がない人はいないですね。人の悪口を言ったことは1度もなく、常にいい部分を見ていました。だから僕も怒られたことがなかったのかもしれません」「自分のやっていることと役のキャラクターが見事に一致した稀有な例ですよね。いい人の役をやっている人が、本当にいい人とは限らない世界ですから。父は大岡越前そのものでしたよ」と人柄を伝えている。
  • 長男・諒が独立して一人暮らしを始めた時、加藤は普段はしない買い物をして息子の家を訪ね「珍しいものがあったから買ってきたよ」「これは焼かないのに焼きそばができるらしいんだ。おもしろいからちょっと一緒に食ってみよう」とペヤングのカップ焼きそばを見せた。諒は「珍しくないよ」と言いにくく、「ああ、そうなんだね」と2人でしみじみと食べた。
  • 厚生労働省にて健康日本21推進国民会議の委員を務め、健康大使にも任命された。

家族・親族

加藤家

(静岡県御前崎市、東京都)
加藤家は古くからの地主で農業も営んでいた。家族九人が揃っていた頃は食事の時など壮観だった。茶の間の広い板の間で作男の人たちが箱膳でご飯を食べた。
  • 父・鉉一郎(教育者、小学校校長)
:*: 1893年9月16日生。静岡県榛原郡白羽村(御前崎市)出身。父・又重は在世中郡会議員に推されて地方政界に馳駆した名士。1914年静岡師範学校を卒業し、1942年7月三保造船常務、1946年4月御前崎漁船組合理事、翌年2月清水商工会議所理事、同年7月に三保松風寮長を歴任した。 :*: 厳格な明治の男ながら、家事を分担するリベラルさと進取の気性に富む人物だった。「何をしてもいいが、自分の行動に責任を持て」と述べ、それ以外は放任主義だった斎藤明美『家の履歴書 男優・女優篇』106頁。1981年、88歳で死去。 :* 母・せつ :*: 1899年12月生。地頭方銀行頭取を務めた西原文平の三女。静岡精華女学校(現・静岡大成中学校・高等学校)卒。 :* 姉(四人) :* 兄・ :* 弟・ :* 妻・伊藤牧子(女優・声優) :*: 1937年生 - :* 長男・夏原諒(俳優) :*: 1975年生 - :* 次男・加藤頼(俳優) :*: 1980年生 - :* 甥・うえだ峻(俳優) :*: 1943年生 -

出演

テレビドラマ

  • 人間の條件(1962年、TBS)
  • 剣(1964年、TBS)
  • わが心のかもめ(1966年、NHK総合) - 北原潔
  • 三匹の侍(1966年 - 1969年、フジテレビ)
  • 若者たち(1966年、フジテレビ)
  • ナショナルゴールデン劇場(NET)
    • 逃亡(1966年) - 源次
    • 北斗の人(1967年) - 千葉周作
  • 男はつらいよ(1969年、フジテレビ) - 藤村薫
  • たこたこあがれ(1969年、日本テレビ) - 山田誠
  • 孤独のメス(1969年、TBS・国際放映) - 岩下健
  • ナショナル劇場(TBS・C.A.L)
    • 水戸黄門 第1部 第16話「命かけるとき -松江-」(1969年11月17日) - 氷川隼人
    • 大岡越前(1970年 - 1999年、2006年) - 大岡忠相
      • 第2部 第5話「生きていた男」(1971年6月14日) - 香川小源太 ※一人二役
      • 第9部 第14話「奉行に似ていた復讐鬼」(1986年1月27日) - 佐原雄之進 ※一人二役
  • 張込み(1970年、日本テレビ) - 柚木刑事
  • 太陽の涙(1971年、TBS)
  • 新・だいこんの花 第7話「ライバルに敬礼」(1972年、NET) - 小泉
  • 剣客商売(1973年、フジテレビ・俳優座・東宝) - 秋山大治郎
  • 黄色いトマト(1973年、NET) - 緑川春樹
  • わが愛(1973年1月 - 4月、TBS)- 野中宗助
  • 江戸を斬る 梓右近隠密帳 第15話「笹野権三郎誉れの仇討ち」(1974年 TBS・C.A.L) - 笹野権三郎
  • ヨイショ(1974年6月 - 11月、TBS)
  • 金曜劇場 ちんどんどん(1975年、日本テレビ) - 岩田俊也
  • 大河ドラマ(NHK総合)
    • 風と雲と虹と(1976年) - 平将門
    • 獅子の時代(1980年) - 苅谷嘉顕
  • 土曜グランド劇場 三丁目の古寺に、照る日曇る日、恋の雨(1976年、日本テレビ) - 風間一弘
  • 金曜劇場 ちちんぷいぷい(1977年、日本テレビ) - 香取信也
  • 海は甦える(1977年、TBS) - 広瀬武夫
  • 風が燃えた(1978年、TBS) - 吉田松陰
  • 金曜ドラマ 波 わが愛(1978年10月 - 12月、TBS) - 行介
  • ただいま誕生(1978年、NHK総合)
  • 陽はまた昇る(1979年、フジテレビ) - 塩田吾平
  • 大いなる朝(1979年、TBS) - 山本五十六
  • 蒼き狼 成吉思汗の生涯(1980年、テレビ朝日・国際放映) - チンギス・ハーン
  • 関ヶ原(1981年、TBS) - 石田三成
  • 時代劇スペシャル (CX)
    • 愛妻武士道(1981年) - 五十三右衛門
    • 清水次郎長シリーズ(1981年 - 1983年)- 山岡鉄舟
    • 刺客街道(1982年) - 東馬
    • 剣客商売 辻斬り(1982年) - 秋山大治郎
    • 剣客商売 誘拐(1983年) - 秋山大治郎
    • 花隠密(1983年、 映像京都) - 田吹矢十郎
  • ちょっと神様(1982年、TBS)* ザ・サスペンス「温情判事」(1982年、TBS) - 宇野貞三判事
  • 月曜ワイド劇場「想い出のグリーングラス」(1984年、テレビ朝日・東映)
  • そして戦争が終った(1985年、TBS) - 昭和天皇
  • 残月の決闘(1991年、CX / 松竹) - 小鹿七兵衛
  • 上意討ち 拝領妻始末(1992年、テレビ東京) - 笹原伊三郎
  • 命のビザ(1992年、フジテレビ) - 杉原千畝
  • 孤臣 お命守り申し候(1993年、テレビ東京) - 浪人 刑部 役
  • 荒木又右衛門 男たちの修羅(1994年、テレビ東京) - 荒木又右衛門
  • 命なりけり 悲劇の外相東郷茂徳(1994年、TBS) - 東郷茂徳
  • 冬の訪問者(1994年、フジテレビ) - ムロイ
  • 校長がかわれば学校が変わる!(1997年、1998年、TBS) - 校長・南条信弘
  • 女と愛とミステリー 殺意の果てに 飛騨高山夫人絞殺事件(2001年、テレビ東京) - 笛木透
  • 冤罪シリーズ(2000年、2002年、2003年、TBS) - 若杉徹
  • 北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる(2003年、テレビ東京) - 横田滋
  • 教授検事・東京地検特捜部(2004年、TBS) - 香車勇人
  • 捜査検事・右近誠の殺人調書(2005年、テレビ朝日) - 右近誠
  • 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
    • 森村誠一の密閉山脈(2005年、テレビ朝日) - 熊耳敬介
  • 金曜時代劇 密命 寒月霞斬り(2008年、テレビ東京) - 荒神屋喜八
  • 水曜ミステリー9 森村誠一サスペンス 刑事の証明(2008年 - 2015年、テレビ東京) - 那須恵一
  • 坂の上の雲(2009年 - 2011年、NHK) - 伊藤博文
  • 月曜ゴールデン(TBS)
    • 森村誠一サスペンス 正義の証明(2011年) - 那須宏明
    • 特捜弁護士・橘竜太郎 -雪冤の旅-(2013年) - 大貫義郎
    • 森村誠一サスペンス 魔性の群像 刑事・森崎慎平(2013年 - 2017年) - 朝比奈公介
  • 南極大陸 第1話(2011年10月16日、TBS) - 牧野茂
  • 負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜(2012年、NHK総合) - 牧野伸顕
  • 百合子さんの絵本 〜陸軍武官・小野寺夫婦の戦争〜(2016年、NHK総合) - 佐佐木信綱
  • BS新春時代劇『大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実』(2017年1月3日、NHK BSプレミアム) - 風間五郎左衛門
  • 事件 18(2017年10月5日、テレビ朝日) - 熊倉喜久夫 ※テレビドラマ遺作

その他のテレビ番組

  • プレミアム8・トライ・エイジ〜三世代の挑戦〜「第一回 島家三代の物語」(2011年2月3日、NHK BShi)- 島安次郎 役

映画

※太字はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品

  • 死闘の伝説(1963年) - 園部秀行
  • 五瓣の椿(1964年) - 青木千之助
  • 香華(1964年) - 江崎
  • 逃亡(1965年) - 堀内靖
  • 獣の剣(1965年) - 山根十郎太
  • ヒロシマ一九六六(1966年) - 田岡一夫
  • 喜劇 東京の田舎っぺ(1967年) - 熊倉喜久夫
  • 上意討ち 拝領妻始末(1967年) - 笹原与五郎
  • 天狗党(1969年) - 加多源次郎
  • こちら55号応答せよ!危機百発(1970年) - 大岡越前
  • 戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年) - 服部医師
  • 影の車(1970年) - 主演・浜島幸雄
  • 黒の斜面(1971年) - 主演・辻井喬
  • 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年) - 服部達夫
  • 忍ぶ川(1972年) - 哲郎
  • 子連れ狼 死に風に向う乳母車(1972年) - 孫村官兵衛
  • 日本侠花伝(1973年) - 賀川豊彦
  • 忍ぶ糸(1973年) - 増住洋三
  • 砂の器(1974年) - 和賀英良
  • 化石(1975年) - ナレーション
  • 北の岬(1976年) - 主演・大野光雄
  • 雲霧仁左衛門(1978年) - 大久保佐渡守
  • 子育てごっこ(1979年) - 吉井信吉
  • 衝動殺人 息子よ(1979年) - 中谷勝
  • 夜叉ヶ池(1979年) - 萩原晃
  • 父よ母よ!(1980年) - 新聞記者
  • 天城越え(1983年) - 国立病院の医師
  • この子を残して(1983年) - 永井隆
  • 空海(1984年) - 最澄
  • 新・喜びも悲しみも幾歳月(1986年) - 主演・杉本芳明
  • 次郎物語(1987年) - 主演・俊亮
  • 千利休 本覺坊遺文(1989年) - 古田織部
  • ハラスのいた日々(1989年) - 主演・徳田健次
  • 復活の朝(1992年) - 吉岡教授
  • わが愛の譜 滝廉太郎物語(1993年) - 滝吉弘
  • 草刈り十字軍(1997年) - 主演・足立原貫
  • 郡上一揆(2000年) - 助左衛門
  • アカシアの町(2000年) - 沢田正作
  • 伊能忠敬 子午線の夢(2001年) - 伊能忠敬
  • ウイニング・パス(2003年) - 林医師
  • 同窓會(2004年) - 俊介
  • アダン(2005年) - 住友先生
  • 筆子・その愛 -天使のピアノ-(2007年) - 渡辺清
  • 日本の青空(2007年)
  • 沈まぬ太陽(2009年) - 利根川泰司
  • いのちの山河〜日本の青空II〜(2010年) - 深沢晟訓
  • 舟を編む(2013年) - 松本朋佑
  • 今夜、ロマンス劇場で (2018年) - 牧野健司(晩年) ※映画遺作

舞台

  • 俳優座1965年正月公演 『お前にも罪がある』作:安部公房、演出:千田是也 - 主演・「男」 役
  • 次郎長が行く - 清水次郎長 役
  • コルチャック先生 - コルチャック先生 役
  • 伊能忠敬物語 - 伊能忠敬 役
  • 大岡越前〜卯の花が咲くとき〜 - 大岡忠相 役
  • 月光の海 ギタラ - 速水 役
  • 「門-わが愛」「心-わが愛」「波-わが愛」

劇場アニメ

  • アンネの日記(1995年) - オットー・フランク 役

朗読

  • 東京こどもクラブ(アカデミー出版)
    • 「ごうおじさん」名義での童話の朗読。
  • 銀の匙(中勘助作、日本音声保存)
  • CDブックNHK新漢詩紀行 聞いて楽しむ漢詩100選(NHK出版)

CM

  • ロート製薬『新パンシロン』
  • 雪印乳業『クリーマ』
  • カネボウ『旅の宿』
  • サントリー『BOSS大人の流儀』
  • トヨタホーム『ホーム大臣』
  • DHC『グルコサミン』『コンドロイチン』

ディスコグラフィー

シングル

  • 風と雲と虹と(1976年、CBSソニー)

著書

  • 海と薔薇と猫と(1980年、創隆社/1984年、中公文庫)
  • 歩く人 加藤剛 写真&エッセイ集(解説:蔵原輝人、撮影:しゃっせただお、1985年、創隆社)
  • こんな美しい夜明け(2001年、岩波書店/2008年、岩波現代文庫)

外部リンク

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