佐藤洋一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)
佐藤 洋一郎(さとう よういちろう、1985年7月27日 - )は、日本の男性総合格闘家。秋田県大潟村出身。駒込カタナジム主宰。元修斗環太平洋ミドル級王者。
来歴
少年期は剣道、日本拳法を習い、2001年4月、秋田経済法科大学附属高校に入学しボクシング部に入部。高校2年で出場した全国高校選抜大会では準優勝をおさめる『秋田魁新報』第40257号 2003年3月27日発行 。(ウェルター級決勝戦で村田諒太と対戦全国選抜大会の最重量級はウェルター級の為、本来ライトミドル級の村田は階級を下げてウェルター級にエントリーしてきた。3回34秒RSC負け)。日本大学へ進学のため上京後、グレイシーバッハ東京に入門した365人インタビュー>207 佐藤洋一郎 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年10月23日。
2007年5月13日、R.I.S.E. XXXVIで菅原剣心と対戦し、3RTKO勝ち[R.I.S.E.] 5.13 大森:CRAZY884、復帰後2連勝。克4連勝 BoutReview 2007年5月13日。
2007年9月23日、第14回全日本アマチュア修斗選手権ミドル級(-76kg)に出場。決勝で平山尚樹に判定負け。準優勝となり、プロ昇格を決めた第14回全日本アマチュア修斗選手権大会 修斗公式サイト。
2008年3月21日、プロ修斗デビュー、2008年ミドル級新人王決定トーナメントの1回戦で石中暢と対戦し、判定勝ち。8月3日の準決勝では久米鷹介と対戦し、0-0の判定ドローとなったが、トーナメント勝ち上がりを決める優勢判定で0-3で敗退した修斗 日沖発、新鋭の中村“アイアン”浩士とドロー BoutReview 2008年8月4日。
2009年1月31日、修斗2009年ミドル級新人王決定トーナメントの1回戦で佐久間博彰にTKO勝ち。4月10日の準決勝では平山尚樹に判定勝ちで決勝進出を決めた。同じく決勝進出を決めていた鎧トシヒロが右膝靭帯を損傷し修斗 鎧トシヒロ負傷で井上雄策戦が中止:9.20 新宿 BoutReview 2009年9月15日、決勝を戦うことなく新人王を獲得し、敢闘賞も受賞した2009年 新人王決定トーナメント 公式結果 SHOOTO NEWS 2009年12月15日。
2009年6月6日、修斗で村山暁洋と対戦し、3-0の判定勝ち【修斗】佐藤ルミナの愛弟子・土屋が大金星!戦極参戦の石渡を秒殺KO 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年6月6日。6月8日付けでクラスAに昇格したプロ修斗 クラスA昇格 SHOOTO NEWS 2009年6月20日。
2010年13月22日、修斗環太平洋ミドル級王座決定戦でカン・ジョンミンと再戦し、フロントスリーパーホールドで一本勝ちを収め、環太平洋王座を獲得した修斗 勝村、無敗王者上田から一本。戸井田×矢地は反則決着 BoutReview 2010年3月24日。
2010年8月7日、修斗環太平洋ミドル級タイトルマッチで挑戦者の久米鷹介と対戦し、3-0の判定勝ちで初防衛に成功した【修斗】佐藤洋一郎、逆転勝利でタイトル防衛!日韓ミドル級対抗戦は2勝1敗で日本勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年8月7日。
2010年11月28日、CAGE FORCE初出場となったCAGE FORCEで高木健太と対戦し、開始42秒スタンドでの右肘打ちで左目尻をカットし、ドクターストップによるTKO負けを喫した【ケージフォース】高木がヒジ打ちで佐藤を秒殺!アウトサイダー出身の渋谷莉孔がプロデビュー戦で勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年11月28日。
2011年2月26日、修斗環太平洋ミドル級タイトルマッチで挑戦者の村山暁洋と1年8か月ぶりに再戦し、1-1の判定ドローで2度目の防衛に成功した【修斗】佐藤洋一郎、村山暁洋とドローで環太平洋タイトルを防衛 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年2月26日。
2011年6月11日、修斗環太平洋ミドル級タイトルマッチで挑戦者の村山暁洋と再戦し、0-3の判定負けを喫し王座陥落した。
2014年6月8日、HEAT 32のHEATウェルター級王座決定戦で高木健太と再戦し、TKO負けで王座獲得に失敗した。
2015年12月12日、ロシアのハバロフスクで行われた、アブダビウォーリアーズ「Road to Abu Dhabi」でカルロス・モヤノと対戦し判定勝ち。
2016年5月24日、アブダビで行われた、アブダビウォーリアーズ「Abu Dhabi Warriors 4」でタハール・ハドビと対戦。1RKO負けを喫した。
2016年7月11日、タイのパタヤのMAX MuayThaiスタジアムで行われたムエタイの試合に出場し、判定勝利を収めた。佐藤洋一郎ツイッター(2016年7月11日)
2016年10月18日、DEEP CAGE IMPACT 2016 in KORAKUEN HALLのウェルター級グランプリ1回戦で長谷川賢と対戦し、1-2の判定負け。
2017年11月、所属のマカコ柔術アカデミーを引き継ぎ、駒込カタナジムの主宰となる。
2018年4月28日、DEEP 83 IMPACTのDEEPウェルター級タイトルマッチで王者の住村竜市朗に挑戦し、判定負けで王座獲得に失敗した。
2019年9月8日、DEEP 91 IMPACTで元UFCファイターの安西信昌と対戦、2ラウンド途中、安西の頭部から大量の出血が見られたためレフェリーが中断。ドクターチェックの結果、試合続行と不可能と判断され、試合中断までの採点で安西の勝利となった。アクシデント判定のため後日審判団で再判定の結果、佐藤の有効打による負傷と認められなかったため、0-2の判定負け(19-20、18-20、19-19)が確定した。 2019年9月8日 DEEP 91 IMPACT 第12試合 佐藤vs.安西の試合結果についてDEEP競技運営機構
2019年11月30日、QUINTETの地方初進出大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT4 in AKITA 秋田ねわざ祭 2019」に出場秋田を皮切りに全国各地での組技格闘技普及を目指せ! 11・30QUINTET FN4直前会見! QUINTET公式サイト 2019年11月29日。オープニングマッチで帯谷信弘と対戦し、指導数2-1で判定負けQUINTET FIGHT NIGHT4 in AKITA試合結果QUINTET公式サイト。
2019年12月2日、秋田県秋田市にカタナジム秋田を設置AKT秋田テレビ Live News あきた 2020年2月4日OA。
2020年8月23日、5月6日にDEEP 95 IMPACTで組まれながら新型コロナウイルスの影響により中止5月6日に後楽園ホールで開催予定のDEEP 95 IMPACTと DEEP JEWELS 29は新型コロナウイルスの影響により中止に! 総合格闘技イベントDEEP2001オフィシャルサイトとなっていた阿部大治と対戦し、1-2の判定で敗れた。
人物・エピソード
- 海外武者修行の経験があり、26歳でニューヨークで3ヶ月間レスリングを学び、30歳でタイに1ヶ月滞在しムエタイ修行を行った。
- タイでは、就寝中の深夜2時頃、突如、滞在先のジムの会長に当日夜の試合出場を告げられ、2メートル近い長身のアフリカ系外国人と対戦することとなる。75kg契約だったが実質オープンウエイトのような状態で試合を行い判定勝利したABSラジオ なんてったって日曜はスポーツ 2019年12月8日OA 。
- 入場曲も然り、試合用トランクスに旭日旗と八紘一宇の文字をあしらったり写真、主宰するジムのシンボルマークに日本刀を描くなど、日本の象徴的なモチーフを取り入れている。
- 毎年、田植え時期や稲刈りの時期には故郷へ戻り農業に従事する。
戦績
プロ総合格闘技
グラップリング
アマチュア総合格闘技
キックボクシング
獲得タイトル
- アマチュアキックボクシング KAMINARIMONトーナメント 75kg以下級優勝 「KAMINARIMON階級別トーナメント大会」 格闘技ウェブマガジンGBR(2007年3月25日)
- 修斗ミドル級新人王(2009年)
- 第3代修斗環太平洋ミドル級王座(2010年)
- JBJJF第5回全日本ノーギ柔術オープントーナメント アダルトエキスパートオープンクラス優勝 第5回 全日本ノーギ柔術オープントーナメント JBJFF公式サイト(2014年9月14日)
表彰
- 第14回全国高等学校ボクシング選抜大会 - ウェルター級 準優勝 (2003年3月26日)『秋田魁新報』第40257号 2003年3月27日発行 。
- 第14回全日本アマチュア修斗選手権大会 ミドル級 準優勝(2007年9月23日)【アマ修斗】プロへの登竜門、新たに32名の選手がプロ昇格の資格を得る格闘技ウェブマガジンGBR
- 修斗新人王敢闘賞(2009年)
- JBJJF第5回全日本ノーギ柔術オープントーナメント アダルトエキスパート ミドル級 準優勝 第5回 全日本ノーギ柔術オープントーナメント JBJFF公式サイト(2014年9月14日)
メディア出演
テレビ
- Live News あきた (2020年2月4日、秋田テレビ)
- Road to Higher Next 〜みちのくのミライへ〜 #211 岩手朝日テレビ Road to Higher Next〜みちのくのミライへ〜 #211・佐藤 洋一郎(2020年6月11日、岩手朝日テレビ、青森朝日放送、秋田朝日放送)
ラジオ
- なんてったって日曜はスポーツ (2019年12月8日、ABSラジオ)
- まちなかSESSION エキマイク(2022年5月24日、ABSラジオ)
映像資料
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- 修斗環太平洋王者一覧
- プロ修斗選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/05 04:12 UTC (変更履歴)
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