中村昭 : ウィキペディア（Wikipedia）

中村 昭（なかむら あきら、1957年4月10日 - ）は、埼玉県出身の元プロ野球選手（捕手）。

来歴・人物

上尾高では2年生の時、捕手としての夏の甲子園に出場。2回戦に進むが平安高に延長13回サヨナラ負けを喫する「全国高等学校野球選手権大会70年史」朝日新聞社編 1989年。翌の夏の甲子園にも連続出場。この大会では四番打者を務め、原辰徳、津末英明らを擁する東海大相模高を準々決勝で破る。準決勝では新居浜商の片岡大蔵から初回に3点を奪うが、6回に5失点、逆転を許し敗退した。

のプロ野球ドラフト会議において、ロッテオリオンズに6位指名されたが拒否し、社会人野球の三協精機に進む。樋江井忠臣、伊藤弘利らとバッテリーを組み活躍するが、には野球部が休部。9月に同社を退社し、同年12月にドラフト外で読売ジャイアンツに入団「プロ野球短信」『読売新聞』1978年12月23日付東京本社版朝刊16面。。

巨人在籍中はブルペン捕手として一軍登録されたが「巨人の投を支える「壁」ブルペン捕手・中村昭」『読売新聞』1983年4月22日付東京本社版夕刊3面。、試合への出場機会はなかった。に現役を引退。

現役引退後は、巨人のブルペン捕手、バッテリーコーチ、球団職員を経て、2012年現在はジャイアンツアカデミーのコーチスタッフ紹介（ジャイアンツアカデミー、2012年8月18日閲覧）。

詳細情報

年度別打撃成績

• 一軍公式戦出場なし

背番号

• 60 （1979年 - 1982年）
• 98 （1983年 - 1990年）
• 78 （1991年）
• 98 （1992年）

関連項目

• 埼玉県出身の人物一覧
• 読売ジャイアンツの選手一覧