大森英敏 : ウィキペディア(Wikipedia)

大森 英敏(おおもり ひでとし、1959年11月5日 - )は、日本のアニメーター、アニメーション演出家、アニメ監督。大阪府出身であるが、実家は奈良県。

経歴・人物

専門学校卒業後に上京し、フリーの動画マンとなる。あんなぷるへ入社し原画を担当し始める。その後、湖川友謙率いるビーボォーへと移籍する。以後は主にサンライズのロボットアニメに多く携わる。『重戦機エルガイム』ではメカ作画でその力量を遺憾なく発揮し、同時に同作のデザイナーであった永野護との交流も始まる。

1986年3月にビーボォーを退社後、ビーボォーの同僚であった北爪宏幸主宰の有限会社スタジオぱっくに合流する。1987年、ぱっくを改組した株式会社アトリエ戯雅の設立に参加した。代表作の一つとして挙がることの多い『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、この時期に手掛けたものである。

1990年代は、コブラチームやソリッド、スクウェアとゲーム業界で活躍し、『ファイナルファンタジーVII』でアニメーションディレクターを務める。

その後はアニメ業界へ復帰し、テレビ東京系アニメ『DAN DOH!!』で初のテレビシリーズの監督を務める。監督を務めた作品ではカットイン演出が散見される。

2013年5月現在、フリーアニメーターとして活躍。スタジオパストラルでの仕事が多い。

2021年1月30日、YouTubeチャンネル「アニメーター大森英敏の『RAKUGAKI』」を開設しYouTuberデビュー。

参加作品

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

  • めぐみ(2008年、監督・絵コンテ・演出・題字・原画)
  • 陰陽師(2023年、絵コンテ・演出・原画)

ゲーム

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/14 08:09 UTC (変更履歴
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