上村和也 : ウィキペディア(Wikipedia)

上村 和也(かみむら かずやパーシヴァル・ローエル 著、平岡厚 上村和也 訳『神々への道』(国書刊行会、2013年)著者・訳者紹介、1937年(昭和12年)-)は、日本の比較文学者・英文学者。外国人による日本文化論を研究・翻訳南日本新聞1999年9月23日朝刊5頁かごしま人紀行。鹿児島大学名誉教授、湘潭大学名誉教授、佐賀大学元教授。

来歴

鹿児島県出身(生まれは満洲国の奉天)。言語学者上村孝二鹿児島大学名誉教授の長男上村孝二『九州方言・南島方言の研究』(秋山書店、1998年)解説南日本新聞社・編『郷土人系 上』(春苑堂書店、1969年)446頁。父・孝二の鹿児島県師範学校赴任にともない4歳で鹿児島市へ移る。鹿児島県立甲南高等学校、九州大学卒業。1961年(昭和36年)九州大学大学院文学研究科修士課程修了。鹿児島県立短期大学助教授を経て、鹿児島大学教授となり1996年(平成8年)度まで比較文学と英文学を教えた。鹿児島大学退官後は佐賀大学文化教育学部教授も務めた。

訳書にパーシヴァル・ローエル『神々への道』(平岡厚と共訳)、サー・フィリップ・シドニー『アストロフェルとステラ 付 サーティン・ソネッツ』(大塚定徳ほか共訳)があるほか、の翻訳も学術誌で発表。ドイツ学者の上村直己熊本大学名誉教授は弟。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/05 02:30 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「上村和也」の人物情報へ