自宅を世界唯一のラブドール秘宝館にした男の狂気の日々　ドキュメント「HYODO 八潮秘宝館ラブドール戦記」9月2日公開

（C）HYODO

埼玉県八潮市の住宅街で“世界唯一のラブドール博物館”こと「八潮秘宝館」を経営する兵頭喜貴氏に迫るドキュメンタリー「HYODO 八潮秘宝館ラブドール戦記」が、9月2日公開される。

かつてはラブドール写真家として活動していた兵頭氏は、日本国内でも、“知る人ぞ知る”マイナーな写真家のひとりに過ぎなかった。だが、自宅を珍セックスミュージアム「八潮秘宝館」として公開することで人生が一変。埼玉のマイナースポットが世界最先端となり、各国からマスメディアが殺到、日々見学客が訪れるという、日本でも屈指の観光スポットとなった。

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そして、館長の兵頭氏は日本から世界へと“ラブドール文化”を発信する第一人者となる。映画では彼がいかにして自宅を秘宝館として公開するに至ったのか――原因不明の脳障害発症から、世界発の「ラブドール誘拐事件」で数百万円の損害発生の顛末まで、埼玉の片隅でたったひとりで世界と格闘する稀有な表現者の深淵を覗く衝撃のドキュメンタリーだ。近年は「大日本ラブドール党」を結成し、八潮の市議会選挙に出馬（結果は空前の落選）するなど、いま世界が注目する男の全てをカメラが捉えた。

「HYODO 八潮秘宝館ラブドール戦記」は、9月2日から池袋シネマ・ロサ、UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開。